NPOさらんネットでは年間10回の定例会議を開催しています。
事業の進行状況や新しい事業の提案・協議などを行い、後半の1時間は、各界から講師をお招きしての講演会です。
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定例会議事録 (第156回) 令和6年10月26日 (土)
場所:富士ビル3F会議室 出席者:理事+運営委員+アドバイザー=合計8名
(文中 順不同、敬称略)
【議事】
① 加納敬二 副理事長 表彰の件
「京都市生涯学習推進者表彰」
R6年度京都市生涯学習市民フォーラム(2024.11.15. 於:京都アスニー)にて表彰される
事になった。
② 第2回右京M-1(まちづくりワン)コンテスト及び懇親会出席の報告(殿西運営委員)
R6.10.8.右京区役所5F大会議室で開催され以下の8団体の活動報告に引き続き懇親会が崔された。
➂ 松井孝治京都市長囲むシンポジュームの件当日の役割分担を決めた。 Staffは13:30現地
集合。
10/26現在参加申し込み者数はStaffを含めて72人。内懇親会参加者は40人。
④ ぶらり探訪
上桂に所在する「浄住寺」を核にしたコース、開催は11月17日(日曜日)。
10/26現在の参加申込者は20人+Staff 6人。追加で5人程度を考慮したい。
⑤ 令和6年度歴彩館連続講座の件、
R6年度第2回目の講演会 2025年3月1日(土)
講師:宗田 好史 様(関西国際大学教授・京都府立大元教授・京都大学工
学博士)
演題: 「大きな転換点に差し掛かった京都市
=現行基本構想を振り返り、次の25年を考える=」
告知のチラシは印刷を含めて完成しているが12月に入ってから配布や配
架の手配をする。
⑥ その他
日本数学史学会(会長/小林龍彦様)「塵劫記刊行400年記念事業」に関連して協力要
請が来ている事の報告が有った。
【講 演】
講 師:NPOさらんネット 副理事長 宮本博司 様
演 題:「長崎県 石木ダムに関する件」
防災や治水のための石木ダム(長崎県)建設に関する県政のずさんな実態に関連し
て、過って勤務した国交省の経験に基づく核心に触れた報告で有った。
次回定例会議(第157回)の開催は2024年12月21日(土曜日)、望年会を兼ねて開催する。
場所は輝 庭(四条烏丸)費用8,000、時間17:00
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定例会議事録 (第155回) 令和6年9月28日
(文中 順不同、敬称略)
時:2024年9月28日(土)15:00~17:00
場所:富士ビル3F会議室 出席者:理事+運営委員+アドバイザー=合計11名
【議事】
① 機関誌Vol.19、NPO設立20周年記念号は予定とおり9/13に発送・配布した事が報告された。広告(21万)と協賛金(8万)合計29万円の代金も全額入金した事が併せて報告された。
機関誌の手持ち在庫を、右京ファンクラブや西京ふれあい祭りのイベントに参加する際配架や配布を行う。約300~400部を担当の殿西委員に託すことになった。
この際、2025年3月1日開催予定の講演会に関する告知用の資料を同時に託すことになった。
講師:宗田 好史 様(関西国際大学教授・京都府立大元教授・京都大学工学博士)
演題:大きな転換点に差し掛かった京都市=現行基本構想を振り返り、次の
25年を考える=
② 新企画「松井孝治市長を囲むシンポジューム」が11月1日に開催することが確定した旨理事長より報告が有った。告知用のチラシも完成し既に関係先への配布を済ませた旨併せて報告があった。
③ ぶらり探訪
西京区山田開キ町に所在する「浄住寺」を核にしたコース、開催は11月17日(日曜日)、予定通り9/26に有志による下見会を行なった事が報告された。
④ 令和6年度歴彩館連続講座の件、
1)2024年10月5日(土)
講師:安永 雄彦 様(西本願寺執行長)
演題:開かれたお寺を目指して=未来に向けたお寺改革、ビジネスマン僧
侶の挑戦=
9/28現在の申し込みは33名+Staff9名=合計42名と低調であり、一層の動員要請
があった。又、当日の役割分担も取り決めた。
2)2025年3月1日(土)
講師:宗田 好史 様(関西国際大学教授・京都府立大元教授・京都大学工
学博士)
演題:大きな転換点に差し掛かった京都市=現行基本構想を振り返り、次
の25年を考える=
告知のチラシは印刷を含めて完成しているが12月に入ってから配布や配
架の手配をする。
⑤ その他
松井三郎理事より、嵐山の観光地に於けるゴミ問題に関連してその対応策の具体案が示された。11月1日に開催される松井孝治市長を囲むシンポジュームの場で理事長よりNPOさらんネットの具体案として提案する方向で検討したい。
【講 演】
講 師: 松井 三郎 理事
演 題:「下水汚泥を優良堆肥に変えた地域循環農業の実現について」
下水汚泥(人体からの排泄物)を発酵分解させた有機肥料を農家に還元して循環型農業
を育成する壮大な取り組みが報告された。この取り組みによって農作物のオーガニック化が
進み農作物の付加価値が向上する事によって農家が潤い、引いては生産緑地が維持さ
れる事に繋がる。
次回定例会議(第156回)の開催は2024年10月26日(土曜日)。場所:富士ビル3F会議室
講 師:NPOさらんネット 副理事長 宮本博司 様
演 題:「長崎県 石木ダムに関する件」
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定例会議事録 (第154回) 令和6年8月25日
時:2024年8月25日(日)15:00~17:00
場所:富士ビル3F会議室 出席者:理事+運営委員+ゲスト=合計11名
【議事】
① 機関誌発刊の件、
次号Vol.19は予定よりも早く刊行、9/13に発送する事が報告された。
又Vol.19ではNPO設立20周年を記念し広告(21万)と協賛金(8万)をお願いし、合計29万円の収入が有った事も報告された。その結果慢性的な資金不足の解消に貢献した。
② 新企画「松井孝治市長を囲むシンポジューム」が理事長より提案され承認された。
テーマは「嵯峨嵐山の魅力を考える=嵯峨嵐山・このままで良いのか」。
11月1日を目標に調整が進んでいるが決定次第、告知と動員の要請があった。
③ ぶらり探訪
山田に所在する「浄住寺」を核にしたコース、開催は11月17日(日曜日)にて確定した。
予定通り9/26に有志による下見会を行う事が報告された。
④ 令和6年度歴彩館連続講座の件、
今年度も下記の通り2回開催する事は前回の定例会議で確定した通りであるが現在までの申し込み状況に鑑み参加者が低調などで運営委員各位に動員を要請した。
1)2024年10月5日(土)
講師:安永 雄彦 様(西本願寺執行長)
演題:開かれたお寺を目指して
=未来に向けたお寺改革、ビジネスマン僧侶の挑戦=
2)2025年3月1日(土)
講師:宗田 好史 様(関西国際大学教授・京都府立大元教授・京都大学工
学博士)
演題:(仮)大きな転換点に差し掛かった京都市
=現行基本構想を振り返り、次の25年を考える=
⑤ その他
今年度の各企画に関してStaff(理事/運営委委員)各位の出欠回答の未着が目立つ。
その他の連絡や事務局からの各種要請に対する各位の迅速な対応に関して要請があった。
【講 演】
講 師: 立命館大学考古学研究会 岡村会長 、手嶋副会長、野田部員
演 題:「松尾山廃寺跡の探索」
2024.5.18付にて京都新聞に掲載された、松尾山廃寺跡発見の記事に関連して当会に
お越し頂き講演をお願いした。同跡地から発見された多くの遺物(瓦や土器など)の分
析調査を通じて当時の模様を探索研究されている活動の報告があった。クラウドファ
ンデイングで集まった資金を基に2025.3.頃を目標に調査北酷暑を纏め関係機関を通
じて公開したいとの意向。
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定例会議事録 (第153回) 令和6年7月6日
(文中 順不同、敬称略)
時:2024年7月6日(土)15:00~17:00
場所:富士ビル3F会議室 出席者:理事+運営委員+ゲスト=合計13名
【議事】
① この度嵐山保勝会では一般社団法人として法人化され、新たな組織運営に取り組まれ
る事を機に会員の拡充を図られる事になり、弊NPOさらんネットに入会の打診が有った。本件リモートにて役員間で協議した上で承諾を決議し、先般入会金と年会費を納付、同会より理事会にて承認され正式に入会が承認された旨報告があった。
② 弊さらんネットでは運営委員会の充実を一層図るため、牧野順二氏(嵐山保勝会会長、(株)廣川社長)を弊NPO法人正会員)にアドバイザー就任を打診、快諾を得てご就任頂く事になった。本件今回の委員会にて満場一致で承認された。
③ ぶらり探訪
西京区山田に所在する「浄住寺」を核にしたコース、開催は11月17日(日曜日)にて確定した。NPO設立20周年記念事業として行うことも報告された。事前に有志による下見会を行う事も報告された。
④ 令和6年度歴彩館連続講座の件、
今年度も下記の通り2回開催する事は前回の定例会議で確定した通りである。
1)2024年10月5日(土) 講師:安永 雄彦 様(西本願寺執行長) 演題:
調整中
2)2025年3月1日(土) 講師:宗田 好史 様(京都府立大元教授) 演題:
調整中
⑤ 機関誌発刊
次号Vol.19は予定通り本年9月下旬に発刊を予定しているが、NPO創立20周年事業
として位置付ける。
尚、当法人が慢性的に財政にゆとりが無い事に鑑み、財政の強化策としてVol.19号で
は広告の掲載と協賛金のお願いをすることになり後日事務局より素案が提示されるの
で運営委員各位の理解と協力の要請が有った。
【講 演】
講 師:松井 三郎 様(NPOさらんネット理事)
演 題:「秦氏はユダヤ人の末裔か? 田中英道東北大名誉教授の論説について」
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***************************定例会議事録 (第152回) 令和6年5月11日)
↓講師の原田 紹臣 様
時:2024年5月11日(土)15:00~17:00
場所:富士ビル7F会議室 出席者:理事+運営委員+ゲスト=合計13名
【議 事】
① 2023年度監督官庁への報告など手続き完了の報告があった。
② 令和6年度歴彩館連続講座の件、
今年度も下記の通り2回開催する事は前回の定例会議で確定した通りであるが、チラシの製作など作業は順調に進んでいる旨報告があった。
1)2024年10月5日(土)
講師:安永 雄彦 様(西本願寺執行長) 演題:調整中
2)2025年3月1日(土)
講師:宗田 好史 様(京都府立大元教授) 演題:調整中
➂ 財政の強化策について
当法人が慢性的に財政にゆとりが無い事に鑑み、機関誌や各種チラシへの広告掲載で
収入増を図る事は前回の定例会議で確定した通りであるが、次回の定例会議で原案
の提示をする旨報告があった。
④ 新年度のぶらり探訪シリーズの企画について、上桂に所在する「浄住寺」を核にしたコースを企画するになった。
⑤ 役割分担の見直し
運営委員の退任などの対応策としての理事長案が承認された。
⑥ 嵐山保勝会が法人化登録された事に伴い、同法人との相互交流(例えば、役員/会員の相互登録)を図るなど関係強化を図る理事長方針が示された。
⑦ 久下 五十鈴様(そろばん塾用教材販売)には運営委員にご就任頂く事になった。
【講 演】
講 師:原田 紹臣 様
(工学博士・農学博士・三井共同建設コンサルタント㈱ 防災研究室長)
演 題:「渡月橋の橋脚防護と芥留めの木杭効果について」
天災時の河川に流れ込む膨大な量の流木に対してダムや堰の果たす役割、効能或いは悪弊にかんして実例を基に問題点の解説などがご講演の内容であった。渡月橋今昔の話題も大変興味深かった。
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定例会議事録 (第151回) 令和6年3月24日
ご講演中の土井先生
演 題:「自治会の危機」
時:2024年3月24日(日)15:00~17:00 (文中 順不同、敬称略)
場所:富士ビル3F会議室 出席者:理事+運営委員+ゲスト=合計10名
【議事】
① 3月2日開催の歴彩館連続講座の件
演題:「現代世界における京都文化の貢献」 講師:松山太耕様(退蔵院副住職)
Staffを含めて63名の参加を得て、大変盛会裏に開催出来た。
② 令和6年度歴彩館連続講座の件
下記の通り2回開催する事で確定した。今後チラシの製作など作業に掛かる事になった。
1)2024年10月5日(土)
講師:安永 雄彦 様(西本願寺執行長) 演題:調整中
2)2025年3月1日(土)
講師:宗田 好史 様(京都府立大元教授) 演題:調整中
➂財政の強化について
当法人が慢性的に財政にゆとりが無い事に鑑み、機関誌や各種チラシへの広告掲載で収入増を図るなど検討した。
④右京まちづくり交流会に出席した殿西委員から会議の模様が報告された。
⑤その他
2026年に「角倉了以の大堰川(保津川)開削420年記念顕彰事業」が開催される予定で
ある。当法人として積極的に参加することを確認。
又、嵐山保勝会が法人化登録された事に伴い、同法人との相互交流(例えば、役員/会員の相互登録)を図るなど関係強化を図る理事長方針が示された。
【講 演】
講 師:土井 勉 様(一般社団法人グローカル交流推進機構 理事長)
演 題:「自治会の危機」
各自治会の組織率が低下傾向にあり心配している。ご自身が町内会長を務めおら
れた例を紹介され、会長など役員の選出の件や町内の事業運営に当たって苦労
話を交えて昨今の町内会の在り方を含めてご所見の開示が有った。
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定例会議事録 (第150回) 令和6年1月27日
時:2024年1月27日(土)15:00~17:00
場所:富士ビル7F会議室 出席者:理事+運営委員+ゲスト=合計12名
【議事】
① NPO法人さらんネット設立20周年感謝の集い開催の報告があった。
NPOさらんネットは2023年7月設立20年を迎えた事に伴い20周年感謝の集いを催しまし
た。 2023.12.16.
(於:京都東急ホテル)。一般会員に加え、地元(右京/西京)の市会議員や行政・団体からもご臨席頂き約40名の参加のもと、盛会裏に開催した。以下の通り記念の特別講演をお願いした。
講師:宗田好史様 演題:嵐山の景観保全と観光の在り方」
講師略歴:京都府立大副学長・京都市の各種委員会、審議会のメンバーを歴任、現在
は関西国際大学教授。
終始和やかな時間の経過と共に、盛会裏に開催出来た事は大変有意義であった。
② 2023年度、歴彩館 連続講座の件、
2024.3.2.講師:松山太耕 様(当会理事・退蔵院副住職) 演題:「現代世界における京都精神文化の貢献」
現在の参加申込者は28名+Staff11名=39名である。更に20名を目標に動員を図る事を申し合わせた。又、当日のStaffの集合時間や役割分担を取り決めた。
➂ 嵯峨野誕生物語の修正版の拡販に関しては、(株)天龍堂(学校教科書取り扱い店)を通じて府立嵯峨野高向けに約200冊の販売契約が成立、2月中旬に納品する事が確定した。
④ 新年に当たり理事長の方針が示された
④-①財政の強化について
当法人が慢性的に財政にゆとりが無い事に鑑み、機関誌への広告掲載で収入増を図り
たい。
その他、講演会やぶらり探訪などの開催の有料化を実現出来ないか?などStaff全員で
具体策を検討して欲しい。
④-②後世に残す事業を念頭に活動を続ける。
当法人の主たる目的が、嵯峨嵐山の景観と環境の保全であることは論を待たないが、
只現状を護るだけでは無く新たな創造に基づくLegay(遺産)を遺す事も念頭に活動を
続けたい。
⑤ 新年度の歴彩館連続講座への取り組みについて
今年度同様に2回(年間)のペースを崩さずに取り組む事を決定した。
(事後の報告)歴彩館との交渉の結果下記の日程が確定したので、2月14日までに講
師と講演内容を確定しなければならない事になった。
・(第1回目)2024年10月5日(土)・(第2回目)2025年3月1日(土)
⑥ その他
2026年に「角倉了以の大堰川(保津川)開削420年記念顕彰事業」が開催される予定であ
る。当法人として積極的に参加したいと思う。
【講 演】
講 師: 京都市まち美化推進課、担当課長 多田納 様
演 題:「嵐山のごみ対策に係る話題」
京都市の観光地における散乱ごみ対策の取組や、嵐山地域における地元と連携したごみ対策の取組と課題、今後の方向性など・・京都市の取り組みの現状についての講演であった。
次回定例会議(第151回)の開催は2024年3月24日。
場所:富士ビル3F会議室(同ビル内の新設会議室)
講
師:土井 勉 様(一般社団法人グローカル交流推進機構 理事長)
演 題:「自治会の危機」
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ー定例会議事録 第149回) 令和5年10月29日(日)
時:2023年10月29日(日)15:00~17:00
場所:富士ビル7F会議室 出席者:理事+運営委員=合計9名
【議 事】
① 2023年度、歴彩館 連続講座の件、
2023.10.21.講師:豊田知八 様(保津川遊船企業組合代表理事) 演題:「嵯峨の奥座
敷 清滝の今昔」
60名(Staff9名を含む)の参加を得て大変盛況裏に開催出来た。
② ぶらり探訪の件
現状は20名+Staff9名にて略目標としている人数に達している。
➂ 2024.3.2.の開催予定の今年度第2回目の連続講座講演会「現代世界における京都精
神文化の貢献」
講師:退蔵院副住職 松山大耕様に関しての動員などを、来年1月に開催を予定して
いる
集客など運営委員会の場で協議する事になった。
④ 嵯峨野誕生物語の修正版の拡販に関しては、北嵯峨高校(代理店である天龍堂経由)
向けに活動する。
⑤ 設立20周年事業の件
2004年7月に設立されたNPOさらんネットは今年20周年を迎えた。
お世話になった講師や各界の諸氏に感謝を込めてイベントを開催する事になった。
開催は、12月16日(土曜日)17:30 京都東急ホテル(会費:8,000円)とし、参加者は
30~50名を見込む。
案内先は、過去に講師などをお願いした諸氏+元理事の方など約40名と今年度の会員
(含理事役員)約70名とし、合計約110名とする。
近日中に開催要項を郵送し、参加人数の把握に努める。
【講 演】
講 師:NPOさらんネット副理事長 宮本 博司 様
演 題:「高瀬川今昔話」
角倉了以などによって開削された高瀬川の歴史や、幕末から明治初期の高瀬川界
隈の話題を集大成した内容であった。
また、近年は無計画な行政の施策が地元住民の要望を無視して進められ、過って
の情緒が著しく棄損されている実態も紹介された内容であった。
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ー定例会議事録 (第148回) 令和5年9月23日(土)
例会講演会
上①「廃棄衣料の再利用」
京都RePPY㈱ 小池代表様
中②「戸無瀬の滝復元活動」
下③「失われゆく嵯峨嵐山の景観」
②③ともNPOさらんネット運営委員金久氏
時:2023年9月23日(祝/土)15:00~17:00
場所:富士ビル7F会議室 出席者:理事+運営委員+オブザーバー+ゲスト 合計8名
【議 事】
① 新年度の事業企画について企画委員会より最新の状況報告があった。
a) 今年度の機関誌「さ・らん」の発刊は、去る9/15の発送作業を終え,予定通りの日程で完了した旨報告があった。創立20周年の記念号として、受領者から祝辞も届いている。
b) ぶらり探訪の件(11月23日(祝) 「千代の古道」)募集を開始したところStaff以外から5名の申し込みがあった。会員優先の事が認識されてきている。Staffは早めに参加可否を連絡する様要請があった。
c) 2023年度、歴彩館 連続講座の件、
イ)2023.10.21.講師:豊田知八 様(保津川遊船企業組合代表理事) 演題:「嵯峨の奥座敷 清滝の今昔」
当日の役割分担が企画委員から提示され承認された。
ロ) 2024.3.2.講師:松山大耕 様(退蔵院副住職) 演題: 「現代世界における 京都精神文化の貢献」
動員に向け活動を開始する。
以上の企画の案内用のチラシを、機関誌に同封して発送するなど告知を開始した。
② 当NPO設立20周年の記念イベントの開催に関する件、
今年度の全てのイベント(機関誌の発刊・歴彩館の講演会・ぶらり探訪)を20周年記念事業として取り扱う事は既に開始した。
又、恒例の理事/役員の望年会を会員(約50名)や講師として実績のある方や元理事の諸氏にも声掛するなど規模を拡大し創立20周年記念事業として、開催する理事長案が承認された。
日程は12月16日とし、この趣旨に沿って企画を進める事になった。当企画の推進チームを組成し大島仁理事に運営を委嘱する事を決定した。場所は市内のホテルとし費用は8000円程度とする事も承認された。
【講 演】
講 演①
講 師:京都RePPY株式会社 代表取締役 小池 豊 様
演 題:「廃棄衣料の再利用」
「廃棄衣料から持続可能な環境造り」をキャッチフレーズに家庭から排出される廃棄衣料をポリエステル培地として再利用に取り組んでいる話であった。一般的にホームセンターなどで販売されている野菜/草花用の土壌に比べて価格的にはかなり割高ではあるが、その特性(連作が可能な土壌/軽量で有る事/腐食しない事/手が汚れない事・・・など)に注目を集めてきた。特に軽量と言う特性は屋上緑化に貢献している。
講 演②③
講 師:NPOさらんネット運営委員 金久 孝喜 様
演 題
① 戸名瀬の滝復元活動のその後
17年間の活動が漸く評価され、滝の周辺の雑木の伐採が実現し、滝の全貌を見る事が出来る様になった。
② 失われゆく嵯峨嵐山の景観(続編)
生産緑地が失われ過っての景観が年々失われて行く実態を映像での解説で有った。 近年中国人の土地所有者が増加の傾向にある。
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定例会議事録 (第147回) 令和5年8月20日(日)
↑講師の村山 祥栄 様
場所:富士ビル7F会議室 出席者:理事+運営委員+オブザーバー+ゲスト 合計12名
【議 事】
① 新年度の事業企画について企画委員会より最新の状況報告があった。
a) 機関誌「さ・らん」の発刊, 予定通り作業は進んでおり、完成は9月15日。
b) ぶらり探訪の企画
日程の11月23日(祝) 「千代の古道」をテーマに実行する。
8/29の下見は10:30大覚寺集合で実行する。
c) 2023年度、歴彩館 連続講座の件、企画している下記2講座に関する件。
イ)2023.10.21.講師:豊田知八 様(保津川遊船企業組合代表理事)
演題は「嵯峨の奥座敷 清滝今昔」と言う事で決定した。
ロ) 2024.3.2.講師:松山大耕 様(退蔵院副住職)
「現代世界における 京都精神文化の貢献」と言う演題で確定した。
② 当NPO設立20周年の記念イベントの開催に関する件、
以下、理事長の2案:
今年度の全てのイベント(機関誌の発刊・歴彩館の講演会・ぶらり探訪)を20周年記念事業として取り扱う。
又、例年恒例の理事/役員の望年会を会員(約50名)にも声掛けして拡大して開催する。次回(第148回)の定例運営委員会にて各位から具体案を提示願い協議する事になった。
欠席する委員は事前に書面で理事長に提出する。
【講 演】
講 師:元京都市議会議員 村山 祥栄 様
演 題:「アフターコロナに寄せて、オーバーツーリズムを考察する」
=世界の観光地の観光公害の実態も参考に京都市の施策について考察=
京都市の観光業はコロナの規制緩和に伴い順調に快復基調にあり、オーバーツーリズムの問題が現実味を帯びてきた。コロナ前に大きな社会問題となった、想像を超える大勢の中国人訪日観光客の問題はこれから本番と言ったところだが、避けては通れない課題である。最大の課題はバスを主に交通の混雑を解消する事であるが、諸外国の実例なども参考に、地元住人の生活環境を守る方策を策定すべきである。
更に、京都市が抱える当面の諸課題についてご所見の提示が有った。
特に大きな課題は人口減少の問題、このまま推移して行くと、製造業の現場の労働
力不足に留まる事なく、市民の生活環境にも多大な影響が現れるであろう。
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定例会議事録 (第146回) 令和5年7月22日(土)
場所:富士ビル7F会議室 出席者:理事+運営委員+オブザーバー+ゲスト 合計15名
【議 事】
① 新年度の事業企画について企画委員会で作成された事業企画に関して最新の状況報告があった。
a) 機関誌「さ・らん」の発刊,
全8頁に亘って計画通り進んでおり、校正又は最終段階にあるとの説明があった。
b) ぶらり探訪の企画
原案の善峰寺/光明寺の探索コースは下見の結果、登り坂が続くので、企画を見直す事になった。
日程の11月23日(祝)は変更しないで、集合場所を大覚寺とした、「千代の古道」をテーマに下見などを経て結論を出す事になった。
c) 2023年度、歴彩館 連続講座の件、企画している下記2講座を予定通り開催する。
尚、今年度から歴彩館の管理運営は外部委託となり、利用者もそれなりの対応をしなければならない。
イ)2023.10.21.講師:豊田知八 様(保津川遊船企業組合代表理事)
3月末に保津川下りで起こった不幸な事故処理が進む中で、責任者の豊田知八氏の去就が心配されたが事故処理も終り運行も再開されたので、講演会は予定通り開催出来る見通しが確定した。
ロ) 2024.3.2.講師:松山大耕 様(退蔵院副住職)
b)とc)の企画に関しては開催案内用のチラシを製作し、当初の予定通りa)の機関誌を
発送する際同封する。
② 当NPO設立20周年の記念イベントの開催に関して、
2004年7月に認可された当NPOは今年設立20年を迎える事に鑑み、記念のイベントを企画したい旨、理事長より提案が有ったが、都合により次回(147回)にて討議の上結論を出す事になった。
③ その他
先日、理事長他数名で、北嵯峨高校の新校長(池辺純次様)を訪ね色々意見交換を行った。冊子「嵯峨野誕生もの語り」については来年も今年並みの購入計画がある事が確認できた。
H30.3弊NPOが監修出版した「京都嵯峨野誕生物語」に関しては出版社で在庫に
なっている約1000冊の販売の件は、拡販チームを結成し対応する事になった。
④ 特別ゲストのプレゼン
一般社団法人 京都文化芸術スポーツ振興会の貝阿弥理事長と伊藤専務理事から活動の目的や現状について説明があった。今後、テーマや状況に応じて当NPOとの関係作りを検討したい。
【講 演】
講 師:京都市右京区 人見 早智子 右京区長様
演 題:「右京区役所と地域との協働」
課題(人口減少、子育、就職・・・)毎の現状分析と対応策(方向性)にいての所見を
開陳された。
右京区役所の業務内容(区民サービスの充実、そのための工夫など)についても持
論を展開された。
地域住民との協働と言う観点から右京ファンクラブを活用する事も有意義である。
次回定例会議(第147回)の開催は2023年8月20日(日)15:00 富士ビル7F会議室
講 師:元京都市議会議員 村山 祥栄 様
演 題:「アフターコロナに寄せて、オーバーツーリズムを考察する
=世界の観光地の観光公害の実態も参考に京都市の施策について考察=」
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定例会議事録 (第145回) 令和5年6月11日(日)
仁和寺門前まちづくり協議会 事務局長 馬場 康夫 様
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場所:富士ビル7F会議室 出席者:理事+運営委員+オブザーバー+ゲスト 合計12名
【議事】
① 新年度の事業企画について企画委員会で作成された事業企画案より詳細な説明と報告があり、全会一致で承認された。
a) 機関誌「さ・らん」の発刊,
全8頁に亘って企画の説明が有り、原稿も取得済或いは提出日を確認、9月中旬の発刊を目指す。
b) ぶらり探訪の企画
善峰寺/光明寺(向日町界隈)の探索を企画、11月23日(祝)を目標に、今後下見(6/27又は6/29)などを経て結論を出す。
c) 2023年度、歴彩館 連続講座の件、企画している下記2講座を予定通り開催する。
イ)2023.10.21.講師:豊田知八 様(保津川遊船企業組合代表理事)
3月末に保津川下りで起こった不幸な事故処理が進む中で、責任者の豊田知八氏の去就が心配されたが事故処理も終盤で、講演会は予定通り開催出来る見通しが確定した。
ロ) 2024.3.2.講師:松山大耕 様(退蔵院副住職)
b)とc)の企画に関しては開催案内用のチラシを製作し、a)の機関誌を発送する際同
封する。
② 当NPO設立20周年の記念イベントの開催に関して、
2004年7月に認可された当NPOは今年設立20年を迎える事に鑑み、記念のイベントを企画したい旨、理事長より提案が有り、次回討議の上結論を出す事になった。
③ 冊子「嵯峨野誕生もの語り」拡販依頼
制作(印刷)時に誤字などが判明し、取除かれた完成品が約1000部の販売に関連して、土産物店など従来の販売ルートではないユニークな発想も必要との発言があり、次回以降も協議を継続する事になった。
【講 演】
講 師:仁和寺門前まちづくり協議会 事務局長 馬場 康夫 様
演 題:「仁和寺門前空地を巡る攻防戦=御室の小さな町内会奮戦記=」
新聞紙上でも大きな扱いになった本件の、当事者である馬場康夫様にお越し頂
き、ご苦労話を伺った。
対象の空き地の利用が、諸事情で目まぐるしく変更される中、町内会(地域住民)のまとめ役としての話や行政との交渉など多くの苦難を乗り越えてのお話であった。
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定例会議事録(第144回) 令和5年5月5日(祝)
場所:富士ビル7F会議室 出席者:理事+運営委員+オブザーバー+ゲスト 合計10名
【議事】
① 新年度の事業企画について
企画委員会で作成された事業企画案に沿って協議し原案通り承認された。
a) 機関誌「さ・らん」の発刊,
b) ぶらり探訪の企画
c) 2023年度、歴彩館 連続講座の件、下記2講座を企画。
イ)2023.10.21.講師:豊田知八 様(保津川遊船企業組合代表理事)
ロ) 2024.3.2.講師:松山大耕 様(退蔵院副住職)
② 組織の運営について、
理事長に集中している業務の打開策として、昨年各業務を担当する委員会を結成したが、一部を除いて実効が上がっていないのが現状である。この事に鑑み、理事長より新たな組織案が提示され、問題点を整理し次回検討する事になった。
③ 資金移動(支払いなど)の件、
現在、事務局長を兼務する理事長の権限内で資金移動を行っているが、今後は財務委員会の了承を得るものと改める。但し5万円を上限に従来通りとする。
④ 冊子「嵯峨野誕生もの語り」拡販依頼
H30.3弊NPOが監修出版した「京都嵯峨野誕生物語」に関して製作(印刷)担当であった河合委員から新たな要請が有った。制作(印刷)時に誤字などが判明し、取除かれた完成品が約1000部、未だに印刷会社に眠っており、業者から処分方法について何度も要請が来ている。各位のご協力を得て協力したい。
嵐山保勝会から同地域の課題として、荒廃している清滝一帯の活性化について提案を求められている件であるが、下水処理の問題の解決など難題が多く、また同保勝会の意向も明確でない点もあり暫く見守りたい、との意向が理事長より示され了承された。尚、最近の嵐山保勝会では「亀山公園」の再整備に取り組んでいる。この方面でも何かお手伝いが出来ないか検討の要あり。
⑥ 角倉隧道の歴史遺産登録の件
世界農業遺産登録や京都市への簡易的な遺産登録ともに「さらんネット」の単独の事業展開は求められない事が判明した。この辺りで、本件は一端棚上げし、撤退ではなく、弊NPOへの何らかの要請が有るまで静観したいとの理事長案が承認された。
【講演】
講 師:朝日新聞大阪本社 経済部記者 箱谷 真司 様
演 題:「After CORONAの観光について=取材を通じて感じた事=」
過去の勤務地である全国各地の取材を基に、コロナ前のインバウンド最盛期との比較や、インバウンドやコロが及ぼした影響は何だったのか?などを整理し分かり易く解説した講演であった。
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定例会議事録(第143回) 令和5年2月26日
第143回 令和5年2月26日
場所:退蔵院大広間
出席者:理事+運営委員 合計16名
【議事】
冒頭、本日は取材を兼ねて朝日新聞大阪本社の経済部記者 箱谷真司様が特別参加されている旨紹介があった。
① 2023年度、歴彩館 連続講座の件
実行員会で種々検討の結果、2023年度は下記の通り2回の開催が確定し、歴彩館との協議も終えた旨報告が有った。4月初めに新年度年会費などのお願い書と共に概要を同封する。
イ)「京の奥座敷 清滝の今昔」 講師:豊田知八様/R5.10.21(土)
ロ)「京都の観光に関する提言」 講師:松山大耕(退蔵院副住職)/R6.3.2(土)
② 2023年度機関誌「さ・らん」の発刊
企画担当より概要の説明が有り、例年通り9月末発刊の予定。
③ 角倉隧道の歴史遺産登録の件
プロジェクトチームは発足したがリーダーの体調快復を待って本格的に活動を開始する。
④ 嵐山保勝会との関係強化に関して。
清滝地域の活性化Projectに関連して、現地視察を企画する事になった。
講演:
中村 隆一 様(京都市立芸術大学名誉教授/街の色研究会京都代表)
演題:「都市景観と色彩」
世界の主要都市の建築物などの外壁の色彩を比較して、その国の国民性や色彩の傾向などを解説する内容であった。
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定例会議事録(第142回) 令和4年12月5日
時:2022年12月5日(月)16:00~17:00
場所:割烹 嵐山なか川
出席者:理事+運営委員 合計11名
【議事】
① ぶらり探訪の報告
第21回ぶらり探訪は、快晴の日和に恵まれ、予定通り11/26開催され、参加者は28名
(含staff8名)であった。一部の参加者の声として以下の事が理事長より報告された。
発言の内容は、年会費を収めていない一般の人と、年会費を納付して会員登録を済
ませた人が参加費無料で同等の扱いとなっている現状に違和感があると言う指摘が
あった。この件に関して運営委員会で協議を行った結果、新年度(2023年4月)の年会
費をお願いする際 次の一文を記載する、
「会員はNPOさらんネットが主催する企画に無料で参加する事が出来る」
嵐山保勝会との関係強化策の一環として、荒廃している清滝一帯の活性化について弊NPOから提案をする事になった。空き家対策事業として2017年に企画した「京都留楽」を基に具体策を詰める。
先ずは、現状を見聞する事が必要であり現地見学を企画する事になった。
また、この地域の事(歴史など)に精通している方に解説をお願いする事も検討したい。その後の方策として、清滝版の「京都留楽」を企画立案したい。
③
角倉隧道の歴史遺産登録の件
本件は前回の定例会での決定を受け、プロジェクトチームを発足、大島仁 理事がチームリーダーに就任した。京都市の関係部署とコンタクトした結果が報告された。本件は京都市の文化財保護課が担当窓口になり、前向きに対応して頂ける感触を得た由。
同課の対応は地域の課題として取り上げる意向なので、当NPOが地域の意向として取りまとめる必要がある。地域住民・水利組合・農家などの賛同を得て当NPOがまとめ役を務める形が望ましい。今後の展開は、大島理事(チームリーダー)を中心にチームを編成して課題の対応を委ねる事になった。
④ 2023年度、歴彩館 連続講座の件
2件の講演希望の意向が判明した。
① 講師/松井三郎理事 日本の農業の現状について所見を開示したい。
② 大島仁 理事の提案/安永雄彦 西本願寺執行長を講師にお願いして講演を企画したい。
企画委員会が実現に向け構想を纏める事になった。
2023年度の京都府の連続講座開催要項は来春1月ごろに判明する予定。
以上
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定例会議録(第141回) 令和4年10月8日
↑ 川崎雅史 教授
(文中 順不同、敬称略)
時:2022年10月8日(土)15:00~17:00
【議事】
① 機関誌Vol.17 の件、
9月8日、予定通り発送を済ませた旨報告が有った。好評で追加発送要請も有った。
② 今年度のぶらり探訪の状況報告。
日程は令和4年11月26日(土)、テーマは「晩秋の奥嵯峨・愛宕道を歩く」。
現在までの参加申し込みの状況、25名+Staff 9名 Total 34名。
今回は、史跡などの説明を充実したものにするため、一般参加者の上限を30名までとする。
また、当NPOの会員登録を済ませて頂いている会員の皆さんを優先する。
③ 歴彩館 連続講座 2023年の予定
企画委員会に構想を依頼した。京都府の連続講座が継続して開催されない場合でも
(来春1月ごろに判明)弊NPOの文化講演会として継続して開催する事を確認した。
④ 角倉隧道の文化遺産登録の件
弊NPOでは、地元の人も知らない角倉隧道を一般の方にも知ってもらう為、文化遺産
登録などの方策に取り組んできた。その結果、世界かんがい施設遺産登録という制度
があることなどが判明した。
然しながらこの制度は当NPOが主体にはならないので、この件の取り組み方を再検
討する事になった。それに関連して、プロジェクトチームを発足する事になり、大島仁 理事
にリーダーを委ねる事になった。
当面の活動としては、京都市や京都府の関係部署とのコンタクトを重ね、文化遺産登録の可能性や、隧道を説明する掲示板の設置などの実現を目指す。
⑤ 資金ショートの件
当面の資金繰りが窮乏を極めているので、理事長が打開策を要請した事で、関係者
が協議して運営委員に緊急出費を要請する事が提案された。
当会の趣旨が限られた財力の範囲内で運営する事が趣旨で有る事を再認識して、現
状維持にて運営し、当面の窮乏を乗り切る事となった。運営委員全員が状況を共有で
きた事が有意義である。
【講演】
講 師:川崎雅史 教授(京大工学研究科社会基盤工学専攻、都市基盤設計学講座、景
観設計学分野)
演 題:「嵐山の景観について」
川崎教授は、都市景観や環境デザイン論の専門家。
ご講演の趣旨は下記。
京都の景観・都市計画・借景・自然の育み・山や川などに囲まれた京都「辺(ホト
リ)」。
防災と景観・嵐山の可動堰。
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定例会議事録(第140回) 令和4年8月
時:2022年8月13日(土)15:00~17:00
場所:富士ビル7F 会議室、出席者:理事+運営委員+講師 合計12名
【議事】
① 機関誌Vol.17 の進捗状況、
順調に校正作業も終わり、例年に比べ約1ケ月早く完成の見込みである。
9月8日に封入作業を行い同日に発送する事になった。
② 今年度のぶらり探訪の状況報告。
日程:令和4年11月26日(土)、「晩秋の奥嵯峨・愛宕道を歩く」、は案内用のチラシも出来上がり、関係者には配布済である事が報告された。既に20名の方から参加申し込みが届いており、今回は関心が高い。途中の史跡などの説明を考慮し、今回は上限30名までを厳守したい。
③ 歴彩館 連続講座、の報告
7/23日/講師:玉田攻先生、「南海トラフ地震と我が国の原発立地問題」。
参加人数は51名であった。コロナ感染拡大の影響を受け直前にキャンセルも相次いだ。
当日のサマリーシートと来場者のアンケートはすでに歴彩館に提出済であるが、当NPOの理事や運営委員にも配布する事になった。
④ 理事長からの提案
A)当NPOは現在第19期であり、過去約20年間の活動の模様をData化して保存したい旨提案があり次回以降の課題とした。
B)角倉隧道の文化遺産登録の件
地元の人も知らない角倉隧道を一般の方にも知ってもらう為、文化遺産登録など
方策に取り組んできた。その結果、世界かんがい施設遺産登録という制度があるこ
となどが判明した。同時に活動の内容が細部化され、専門的/技術的な分野にま
で入り込み過ぎた。また当NPOが主体にはならないので、この件の
取り組み方を、この辺りで再検討したいと言う理事長の提案が了承された。
当面の活動としては、京都市や京都府の関係部署とコンタクトを重ね、文化遺産登録では無く、隧道を説明する、看板またはパネルの掲示を通じて、その故事来歴を伝える事を実現させたい。
尚、2020.7.に組成した「角倉隧道を顕彰する会」は組織として存続させて、業務内容
を再検討する事になった。
【講演】
講 師:講 師:増永 滋生 様(ひとともりデザイン研究所 代表)
演 題:嵯峨嵐山の稲穂たなびく景観保全と地域農業の活性化
嵯峨嵐山の農家とタイアップ、乳酸菌入りの有機肥料を開発、同時に放置竹林対策にも
繋がる竹林の活用などにも取り組み、漸く新しい稲作に光明が見えたと言う話題。既に
嵐山の一流料亭でもこのコメの試食を終え、一定の評価も得たと言うことであった。
次回定例会議(第141回)の開催 2022.10.8.(土) 富士ビル7F会議室
講演/講師:京大桂キャンパス 景観基礎設計研究室 山口 敬太准教様 または代理の方
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定例会議事録(第139回) 令和4年7月
(文中 順不同、敬称略)
時:2022年7月2日(土)15:00~17:00
場所:富士ビル7F 会議室、出席者:理事+運営委員+講師 合計10名
【議事】
① 機関誌Vol.17 の進捗状況、予定通り進んでいる旨、報告が有った。
② 今年度のぶらり探訪の内容が固まった。
日程:令和4年11月26日(土)、「晩秋の奥嵯峨・愛宕道を歩く」、7月中に下見をして、次回の定例会議で
最終案を提示したいとの報告が有った。
③ 次回の歴彩館 文化講演会の参加申し込みは、現在47名、Staff11名を加えて58名なので、あと10名を目途に動員を図る。
④ 理事長からの提案
A)当NPOは現在第19期であり、過去約20年間の活動の模様をData化して保存したい旨提案があった。
イ)機関誌 ロ)出版事業(観光ガイドブック5冊) ハ)文化講演会/フォーラム ニ)ぶらり探訪(19回)
担当(責任者)は自発的な申し出に期待して、次回の定例会で内容の検討を行う事になった。
B)角倉隧道の文化遺産登録の件
地元の人も知らない人が居る角倉隧道を一般の方に知ってもらう為、当NPOの活動のテーマとして取り組んできたが、この辺りで今後の取り組みの方向性を再検討し、活動の方向性を見直したい。
この活動を通じて、世界かんがい施設遺産登録という制度があることなど、知らなかったことが色々と明らかになって来た。然しながら同時に活動の内容が細部/専門的/技術的に入り込み過ぎているのではないか?当NPOにとってこの件の取り組み方を再検討したいと思う。京都市にお願いして文化遺産登録では無く、簡易的に隧道を説明する、看板またはパネルの掲示を通じて、この隧道の故事来歴を伝える事が当NPOらしい活動と考えるが如何だろうか?
今回は関係者が欠席で有ったので、次回以降の定例会議で細部を詰める事になった。
【講演】
講 師:妖怪堂 葛城トオル 様
演 題:「嵯峨野・帷子ノ辻を含む平安京の葬送システム」
=祇園祭、源氏物語、酒呑童子、土蜘蛛、地獄絵などが含まれる平安京の葬送システムのダイジェスト版=
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定例会議事録(第138回) 令和4年6月
(文中 順不同、敬称略)
時:2022年6月11日(土)15:00~17:00
場所:富士ビル7F 会議室、出席者:理事+運営委員+ゲスト 合計12名
【議事】
① 大前理事長のラジオ番組出演の件、今後一年間同放送局のネット配信で視聴出来
るとの報告があった。さらんネットのHPでも検索できるようにセットされている旨説明があっ
た。
② 監査の交代などに伴うNPOの法人としての手続き及び届出では全て終了した旨報
告と説明が有った。
③ After Coronaに関してFree Talking を行った。メイン通りの一方通行や車両の乗り
入れ禁止などが混雑回避の有力手段。実現には多くの困難もある。
高校生に観光ガイド役を務めて頂くプランは来春の新学期以降に余裕をもって取り組む。
④ 趣意書の印刷の件
新しい趣意書(修正版)は印刷を済ませて、運営委員他関係者に発送済である事、報
告があった。
⑤ 機関誌Vol.17 の件、予定通り進んでいる旨、報告が有った。
⑥ 今年度のぶらり探訪の内容が固まった。
日程:令和4年11月26日(土)、「晩秋の奥嵯峨・愛宕道を歩く」
⑦ 次回の文化講演会
令和4年7月23日 土曜日/歴彩館小ホール(受講席は約70)
現在までの参加申し込みは47名。更に20名程度の動員をお願いした。
⑧ 弊NPOの事業運営に関する件、
大前理事長に業務が集中している異常事態回避のため、分散化を図る目標を設定
したが、改善されていないのが実態。次回以降協議を続ける。
【講演】
講 師:京都大阪森林管理事務所所長 中塚仁司 様
演 題:=嵐山の国有林の現状と問題点=
パワ-ポイントを使って分かり易い講演であった。要旨は下記の通り。
記録に残っている明治時代以降の嵐山国有林の歴史/嵐山国有林の概要/嵐山
国有林の変遷/ニホンジカやイノシシなどの獣害対策に追われる現状/嵐山国有林の森
林整備と治山事業。
市民参加の植樹作業/台風や大雨に対応する防災の問題。
以上
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定例会議事録(第137回) 令和4年4月
時:2022年4月23日(土)15:00~17:00
場所:富士ビル7F 会議室、出席者:理事+運営委員+ゲスト 合計15名
【議事】
① 女性運営委員就任について
長年の課題であった、女性の運営委員就任について、理事長より提案があり、満場一致で承認され、同日ご就任頂いた。
② 趣意書の印刷の件
監事交代(林佳弘氏⇒藤田裕之氏)趣意書の修正版を印刷する旨、報告があった。
③ 機関誌Vol.17 の件
未確定であった表紙に関して、写真は双ヶ岡から仁和寺を望む風景
巻頭言は清凉寺住職に投稿をお願いする事が決定して、全ての予定が整った旨報告があった。
④ 弊NPO発刊の冊子「嵯峨野誕生物語」に関連する話題
昨年に引き続き、北嵯峨高校から副読本として200冊の注文が入り、先般納品を済ませた旨報告があった。
⑤ 次回の文化講演会
令和4年7月23日 土曜日/歴彩館小ホール(受講席は約70)
講 師:京大名誉教授 理学博士 玉田攻 様
演 題:「南海トラフ地震と我が国の原発立地問題」
現在までの参加申し込みは17名。案内用のチラシは余裕があるので積極的に活用願い
たい。
【講演】
講 師:宗田好史様 (元府立大教授)
演 題:「コロナ前後の嵯峨嵐山 =観光の新しい形とは= 」
講師紹介:宗田 好史(むねた よしふみ、1956年4月18日)は、都市建築学者、京都府立大学元教授。静岡県浜松市生まれ。法政大学工学部建築学科、1985年同大学院修士課程修了。イタリアのピサ大学・ローマ大学大学院にて都市・地域計画学を専攻、1997年「イタリアの歴史的都市部の再生を可能にした都市政策の研究」で工学博士(京都大学)。国際連合地域開発センターを経て、1993年京都府立大学助教授、2007年准教授、2012年教授。2016年4月-2020年3月副学長・和食文化研究センター長。国際記念物遺跡会議(ICOMOS)国内委員会理事、京都府農業会議専門委員、京都市景観まちづくりセンター理事、(特)京都府地球温暖化防止活動推進センター理事、(特)京町家再生研究会理事など。
歴史都市京都の観光に関して歴史的な動向や様々な角度から分析解析され示唆に富んだ話題で有った。
講演のポイント
①現在の観光業の最大の問題点はStaffの人材不足
②観光地の目玉は過去に比し著名な
建造物や寺院ではなく美術館など過去に観光客の出入りが少なかったところに分散化している。
③客層も変化が見られ、若者や女性のシエアーが増えている。
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定例会議事録(第136回) 令和4年3月
時:2022年3月5日(土)15:00~17:00
場所:富士ビル7F 会議室、出席者:理事+運営委員+ゲスト 合計14名
【議事】
① 新年度(令和4年度)事業予定の概略
本件の概略について、担当の河合委員から開示があり承認された。
A) 機関誌Vol.17 巻頭写真と巻頭言を除いて全ページの概略が固まった。
B) 文化講演会/歴彩館府民連続講座との共催の件は下記内容にて準備が進んでいる旨報告があった。
日程/場所:令和4年7月23日 土曜日/歴彩館小ホールを使用(受講席は約70)
講 師:京大名誉教授 理学博士 玉田攻 様
講演の内容:「南海トラフ地震と我が国の原発立地問題」を中心に、京都の断層 (花折断層/樫原断層など)に関連して、京都近辺の地震、断層など身近な防災に触れる。
C) ぶらり探訪シリーズ(第20回)は清凉寺や化野念仏寺などをメインに企画を纏める事になった。時期的には11月下旬を念頭に置く。
② After CORONAの提言/提案
2020.8.に取りまとめた弊NPO法人独自の本件に関連して、実現に向けた具体策について協議すべきTimingでは無いかと理事長から発言があった。
具体策としては、北嵯峨高校の生徒諸君に嵯峨嵐山地域を訪ねる観光客への観光ガイド役を委託する案。
同地域内に限定した地域通貨の研究。観光客の観光ルートを整備して観光客が集中しないシステムの考案。
③ その他
A) 角倉隧道の世界かんがい施設遺産登録の件や生産緑地を守る件などについて意見交換を行った。
B) 5月末を以て(6月1日付)予定通り監査の交代が行われる。
長年(創立以来)務めて頂いた林佳弘氏から藤田裕之氏に引き継がれる事になるが、この機会に理事懇談会(運営委員含む)を開催したい旨理事長から提案があり了承された。
【講演】
講 師:洛西土地改良区/山本修三専務理事
演 題:洛西土地改良区の業務について
現在京都市内には12ケ所の土地改良区が設置され主として水利を主な業務として
業生産に貢献している。そのキーワードは「限りある土地と水の有効利用」
又、間も無く完成する嵐山渡月橋付近の左岸に設置工事が進んでいる可動式止水壁についても解説があった。
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定例会議事録(第135回) 令和3年12月
↑演者の星野様
時:2021年12月19日(日)15:00~17:00
場所:富士ビル7F 会議室、出席者:理事+運営委員+ゲスト 合計11名
【議事】
① 角倉隧道の歴史遺産登録の件、世界かんがい施設遺産の登録申請に関連するその後の動きに関し報告を予定していたが、担当の松井理事及び金久委員が欠席となったので次回に持ち越しとなった。
② 機関誌Vol.16が約50部在庫になっている。追加も含め配布先を検討する。
③ 藤田委員から、この度ご自身の出版された近著「レジリエンス京都!」に関して解説と拡販の依頼が有った。
④ After Coronaに関する件、
2020.8月に取りまとめたNPOさらんネットの「After CORONAへの提言・提案」の実現にむけた取り組みは来年のテーマとした。
観光地の集中混雑を避ける諸政策等に関しては京都市全体の諸方針とのすり合わせも必要である。
⑤ 第2022年度もNPO法人さらんネット主催の歴彩館連続講座は引き続き開催の予定である。
【講演】
講 師:株式会社 梅鉢園 代表取締役 梅野 星歩(Umeno Seiho)様
演 題:「京都庭師とSDGs。社会課題への取り組み」
講師略歴:1972長岡京市生、庭師を目指し南九大学園芸学部造園学科、株式会社
梅鉢園を創立、京都や近畿、東海エリアを中心に庭造りを行う、1級造園技術士、2級
造園施工管理技士、京都景観フォーラムエリアマネージャー、京都市文化財マネージャー、京都
府建築士会会員、竹文化振興協会会員などを務める。著書「京都庭師のフィロソフィ」
(アリカ出版)
*頻発する自然災害にから歴史上の有名な庭園などの伝統文化をどの様に守る事
が出来るか、
国連の持続可能な開発目標SDGsと絡めて為すべきことはないか、などに取り組
んで未来を先取りしている庭師の心意気をお聞きした。
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定例会議事録(第134回) 11月
時:2021年11月21日(日)15:00~17:00
場所:富士ビル7F 会議室、出席者:理事+運営委員+ゲスト 合計8名
【議事】
① NPO法人さらんネット第18回文化講演会 /歴彩館連続講座 開催の件
「吉田光由と塵劫記」(講師:中井保行様)は予定通り2021年10月23日、京都府立京都学・歴彩館にて開催、約60名の参加であった。
今回も会員以外の参加者には資料代として300円を頂戴した。
② 今年度のぶらり探訪シリーズ開催に関して。
予定通り11月6日「山城国の国府、乙訓、向日市を歩く」を開催、参加者は約30名であった。
③ 角倉隧道の歴史遺産登録に関して (その後の動き)
松井理事と金久運営委員にお願いし、洛西土地改良区とのコンタクトを通じて、世界かんがい施設遺産の登録申請にむけ活動を続けて貰っている事の報告が有った。
④ 機関誌Vol.16は予定通り9月中旬に完成し(1500部)会員及び関係者への発送と京都府・京都市はじめ関係各所への配架などを終えたが、約200部程度の手持ち在庫があるので、有効に活用してほしい旨事務局から報告があった。
⑤ その他
未だ全面的には安心できる状況ではないもののある程度コロナ騒動も収束した事に鑑み、弊NPOで取りまとめたAfter CORONAへの提言/提案に関連して実現可能なものを実行に移してはとの意向が理事長より示された。
【講演】
講 師:安全索道(株)執行役員 臼井健一様/東京製綱(株)関西支店長 西牧壮昇 様
演 題:ロープウエイ(夢の架け橋)の話
ロープウエイに関する全国の施工例など一般的な内容に加え、愛宕山に施行する場合の問題点などにも触れて頂き大変有意義な内容であった。
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定例会議事録(第133回) 10月 (文中順不同、敬称略)
時:2021年10月3日(日)15:00~17:00
場所:富士ビル7F 会議室、出席者:理事+運営委員+ゲスト 合計10名
【議事】
① NPO法人さらんネット第18回文化講演会 /歴彩館連続講座 開催の件
2021年10月23日、京都府立京都学・歴彩館にて開催予定の「吉田光由と塵劫記」
講師:中井保行様、
現在参加申し込みが37+Staff9Total46と低調である。60名を目標に動員を目指す事になった。
当日の役割分担についても、再確認した。今回も会員以外の参加者には資料代として300円を頂戴する。
② 機関誌Vol.16は予定通り9月中旬に完成し(1500部)会員及び関係者への発送と京都府・京都市はじめ関係各所への配架をお願いした旨報告があった。
③ 今年度のぶらり探訪シリーズに関して、
予定通り11月6日「山城国の国府、乙訓、向日市を歩く」を開催の予定、先般有志によって下見も済ませた。
現在までに参加申し込みは26名+Staff8名合計34であり当初の予定を達成している。
④ 角倉隧道の歴史遺産登録に関して、
洛西土地改良区が管轄管理する同隧道の件でその後の動きについて意見交換を行った。
同改良区では世界かんがい施設遺産の登録申請に関して前向きである。
さらんネットの役割は飽く迄側面からの補助業務であるが、登録された場合の経費負担や登録によってどの様な業務が発生するのか、情報を提供する事とした。
【講演】
講 師:NHK文化センター 講師 林 裕司 様
演 題:=愛宕山鉄道の故事来歴=
昭和4年~19年までの短命であるが戦前存在した愛宕山鉄道と言う会社の歴史を話題に講演をおねがいした。
この会社は現在の嵐電嵐山駅から清滝までの平坦線と清滝から愛宕山7合目付近までのケーブルカーを運行する2種類の鉄道運行会社であった。当時愛宕山の終点駅付近にはホテルや遊園地が有り結構にぎわったと言う記録がある。
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なお、第132回は緊急事態下の為、休会。
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定例会議事録(第131回) 7月 (文中 順不同、敬称略)
場所:富士ビル7F 会議室、出席者:理事+運営委員+オブザーバー+ゲスト 合計8名
【議事】
① NPO法人さらんネット第18回文化講演会 /歴彩館連続講座 開催の報告があった。2021年7月4日、コロナ対策を取った為一部の参加希望者には入場をお断りをした。参加者は68名。
講師:京都大学名誉教授、松井三郎理事、
テーマ:地産地消の有機農業で地球温暖化対策.。
又、今回初めて有料(資料代として徴収)としたが50人x300円=15,000円の収入があった。
② 特別企画「保津川のプラごみ、嵐山のごみ」の現状についての報告があった。
「かめおか保津川エコna川下り」に参加し、漂着ごみの現状を視察、下船後さらに嵐山
におけるごみ問題を考える、シンポジウムを開催。川下り視察は予定通り6月10に開催し
たが、シンポジウムはコロナで応で7月14日に変更し開催となった。
川下りには18名が参加、シンポジウムには50名の参加があった。尚、シンポジウムはコロナ対応で入場者を制限した。
当日の模様は京都新聞にも大きく報道され、嵐山の各種団体と弊NPOとの友好関係作り
に大いに役立つと思われる。
③ 機関誌Vol.16の進捗状況について報告が有った。全て予定通り順調に進んでいるこ
とが報告された。8月中旬に校正終了⇒9月中旬印刷/発送
④ ぶらり探訪/2021年11月6日/「山城国の国府、乙訓・向日市を歩く」
ルート・各ポイントは「続・京都 嵯峨・京北・乙訓 歩きま専科」の⑧「物集女街道を探訪
する」のP57及びP60からP63を参照出来ると言う解説があった。
⑤ 趣意書の修正
この度増刷するのを機に裏面、観光活性化(まちづくり)の為の具体策欄の加筆・修正を加えることになり
理事長原案が承認された。観光地のゴミ対策の具体案や地域農産物のブランド化に関する提言をまとめた。
【講演】
講 師:長岡京市 市長 中小路健吾 様
演 題:=これからの長岡京市=市長と語る・対話のわ=
冒頭長岡京市の歴史や現状について概要の説明があった。
続いて当面の3つの戦略目標につて説明が有った。
① 定住促進(人口減少対策)
②交流の拡大
③新陳代謝(新庁舎の建設)
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定例会議事録(第130回) (文中 順不同、敬称略)
時:令和3年6月13日(日)15:00~17:00
場所:富士ビル7F 会議室、出席者:理事+運営委員+オブザーバー+ゲスト 合計19名
【議事】
① 機関誌Vol.16の進捗状況について報告が有った。
巻頭メッセージは桂川孝裕亀岡市長にお願いする事になった。
② 特別イベント「観光地、保津川・嵐山のゴミの現状」に関して報告があった。
去る6月10日予定通り、川下りに乗船して川岸のゴミの現状を見学した。
又、シンポジュームはコロナ感染拡大防止の緊急事態宣言が延期された事に伴い、日程を7月14日に延期開催するとの報告があった。参加申し込みは既に定員を満たしていることも併せて報告があった。
③ 歴彩館連続講座、7/4日講師:松井三郎理事、
本日現在Staffを入れて60名の参加申し込みである。コロナ禍、歴彩館の入場者の基準を満たしており、これ以上の動員は不要と言う事になった。
又、当日の役割分担を確認した。今回初めて資料代を300円徴収する(会員以外が対象)。
④ 組織運営に当たって、各委員会毎に活動が開始され、理事長の業務の分散化が始まった。
⑤ 趣意書の増刷に当たって各委員に修正箇所の提案をお願いする事になった。
⑥ 令和3年ぶらり探訪の企画が確定した。
11月6日(土)「乙訓・向日市を歩く」 先着30名とする。
阪急洛西口13:30⇒物集女城跡など訪問⇒16:30ごろ解散(阪急西向日) ゆっくり歩いて
3時間。
⑦ その他の議題
HPの運営に当たって、担当の河合運営委員から所見の提示が有り、次回協議する事
になった。
【講演】
講師:京大名誉教授 理学博士 玉田攻 様
演題:「南海トラフ地震と原発」
第1部/南海トラフ地震と東南海トラフ地震のミカニズムについて。
第2部/南海トラフ地震と日本の原発について
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定例会議事録(第129回)
時:令和3年5月9日(日)15:00~17:00
場所:富士ビル7F 会議室、
コロナ感染拡大防止のため緊急事態宣言が発出されたので第129回は中止となった。
又、129回は空き番とした。
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定例会議事録(第128回)(文中 順不同、敬称略)
時 :令和3年4月11日(日)15:00~17:00
場所:富士ビル7F会議室、出席者:理事+運営委員+オブザーバー+ゲスト合計15名
【議事】
①機関誌Vol.16の進捗状況について予定通り作業が順調に進んでいることが報告され
た。
②弊NPOが出版した「嵯峨野誕生物語」が府立高校の副読本として採用され過日予定通
り200冊が納品された事の報告があった。
③角倉隧道顕彰会の活動について報告があった。
・3/24、顕彰会のメンバー4名が洛西土地改良区を訪問し山本修三専務理事と面
談。嵐山の「一の井堰」を起点とした洛西用水の概要など有意義なお話を伺う事が出
来た事の報告があった。脇谷氏と山本専務理事の長年の関係で実現したのである
が、当顕彰会としても関係を深めたいと思う。
・角倉隧道は嵯峨野一帯の給水としては水量が不十分でしかも築後非常に古く内部の
崩落などで目的を果たせない状況も予測されるので現在は清滝隧道からの給水の方
がメインとなっている。換言すれば角倉隧道が不慮の事故で使えなくなっても支障
が出ない体制が出来上がっている。
・熊本大の渡邊喜教授から世界かんがい施設遺産に登録申請を勧められているのは、
角倉隧道ではなく「一の井堰」である。さらんネットが資料の整理などで側面から手
伝って頂けるならお願いしたい。
④角倉隧道顕彰会に関してオブザーバーの脇谷芳招氏から発言があった。
日頃より農業土木と言う技術領域が一般社会で認識される事が希薄なので機会ある
ごとに発言したいとの趣旨。
⑤鵜野高資 運営委員から発言
同氏がライフワークとして取り組んでいるチーム乙訓では、今年も「乙訓の風土遺
産」が発刊されたと言う紹介があった。
【講演】
演題:「資源循環型炭化炉&就農事業計画」
講師:植田 勲 様(株式会社永和マテックス社長/本社大阪府八尾市)
・鈴井秀継執行役員と居野家博之技術顧問のお二人が同行された。
・同社はプラスチックや発砲スチロールの不燃化に取り組むなどユニークな着想発想
で事業展開され業界のオンリーワン企業を目しそれなりの実績を揚げておられる。
・この度、竹を原料にした炭の製造設備の開発に成功されその概要についてご説明が
あった。放置竹林や自然災害の際大量に排出される木材などの廃棄物をこのシステ
ムで処理する事が可能で、完成品の炭は主として有機肥料の添加物として肥料に混
入して使用し、肥料そのものの機能を向上させることに成功された。
・今後の事業発展が期待される。
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定例会議事録(第127回)(文中 順不同、敬称略)
時:令和3年3月7日(日)15:00~17:00
場所:富士ビル7F会議室、出席者:理事+運営委員+オブザーバー+ゲスト合計13名
【議事】
①ゲスト紹介 脇谷芳招 様
岡山大学農学部農業工学科卒、令和元年サンスイコンサルタント(株)退職
角倉隧道顕彰会のメンバーに参加して頂く予定。
②機関誌(Vol.16)発刊の件
担当の企画委員会を代表して河合委員から構想の説明があった。
巻頭/写真/メッセージを含めて検討中
2頁/角倉隧道を顕彰する会の活動状況/金久 運営委員
3頁/嵐山の景観づくり/牧野順二様(嵐山保勝会会長)
4頁/京都の大渓谷・保津峡ワンダーランド構想/
豊田知八様(保津川遊船企業組合代表理事)
5頁/秦氏と松尾大社/生嶌 宮司
6頁/乙訓文人会「チーム乙訓」の活動について/鵜野 運営委員
7頁/嵯峨野の偉人【吉田光由】/
中井保行 様(京都先端科学大学付属中・高校非常勤講師)
8頁/さらんネットからの報告とお報せ
③新年度(令和3年度)歴彩館の講演会、次の2件が確定した。
1)令和3年7月4日(日)「地産地消の有機農業で地球温暖化対策を」
講師:松井三郎様(NPOさらんネット理事)
2)令和3年10月23日(土)「京都嵯峨が生んだ偉大な和算家・・吉田光由と塵劫記」
講師:中井保行 様(京都先端科学大学付属中・高校非常勤講師)
④松井三郎理事から発言があった。
嵯峨地域農場づくり協議会・北嵯峨農家12戸の集まりについて日本農業新聞で報
道された件で、松井三郎理事から以下の報告があった。
この地域農家が活動している協議会に招かれ有機肥料の指導をしているが、嵯峨米
やブランド野菜として評価される時代が来ることが楽しみである。いずれ「さらんネ
ット」の活動とも関連付けをしたいと思っている。
⑤理事長から報告
1)弊NPOの作品「嵯峨野誕生物語」が教材を販売する会社から引き合いが有り、北
嵯峨高校の1年生の副読本に使われる事が決定した。3月中旬に210冊納品する。
2)さらんネットの運営上の問題に関して
先の会議で確定した方向に従って、委員会毎に活動が始まった。
3)監事交代の件
現在監事職をお願いしている林佳弘税理には当法人設立以来16年の長きに亘りお世
話になっているが、今期の任期満了(2022.5.31)を以て退任される事になった。後任
は藤田裕之氏にご就任頂く事になった。
尚、藤田様には今年(2021年)4月より運営委員に加わって頂き、監事ご就任後も兼
務をお願いする事でご快諾を頂いた。
【講演】
演題:「菖蒲谷池碑」=角倉隧道を顕彰する石碑に纏わる話=
講師: 中井保行 様(京都先端科学大学付属中・高校非常勤講師)
北嵯峨の農業従事者の集会場である北嵯峨会議所という建物の傍らに菖蒲谷池の碑
という石碑が設置されている。菖蒲谷池は角倉了以の一族である吉田光長と光由兄弟
によって造られ、後に角倉隧道と呼ばれるトンネルも掘削され北嵯峨一帯の田畑を潤
し現在も現役で働き続けている。此の石碑にはその経緯などが記されている。
吉田光由は後に塵劫記(じんこうき=江戸時代の算術書)を発表するなど、我が国
の和算の先駆者である。
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定例会議事録(第126回) (文中順不同、敬称略)
時:令和2年12月19日(土)15:00~17:00
場所:富士ビル7F会議室、出席者:理事+運営委員 合計11名
【議事】
①金久孝喜運営委員の講演会
11/28に開催した講演会の参加者数について報告があった。合計参加者数55名。
②ぶらり探訪の件
シリーズ第19回「双ヶ岡からきぬかけの路を行く」は予定通り12/5(土)に開催し
た。38名であった。
③令和2年2月14日開催予定の土岐憲三先生の講演会に向け、運営委員及び関係者の動
員に期待するところ大である旨、事務局から要請があった。
④北嵯峨高校との新規Projectの展開について
同校関係者からコロナ陽性患者が発見され休校となった事で、本件の進展はなかった
旨報告があった。
⑤角倉隧道顕彰会の件
・第二回の角倉隧道顕彰会は令和3年2月7日(日)15:00富士ビル会議室にて開催する
事が固まった。
・次回はオブザーバーも招聘する事になった。
・この隧道を「世界かんがい施設遺産」と言う国際的機関に登録するため、洛西土地
改良区と北嵯峨水利組合との良好な関係作りに努めている旨報告があった。
⑥さらんネットの運営上の問題に関して。
・現在理事長が一人で全ての運営上の業務を担っている変則状態を改善するため、当
会の有り方について改善策として理事長私案が提示され承認された。
・現在の理事長の業務を6つに分割(分類)夫々委員会を開設して運営に当たる事にす
る。又当面(半年~1年)は各委員会の委員長を理事長が引き継ぎのため兼任する。
・役員は何れかの委員会に所属するものとし、その人事は理事長に一任する。
・適時委員会を開催し業務を開始する。
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定例会議事録(第125回)(文中順不同、敬称略)
時:令和2年11月14日(土)15:00~17:00
場所:富士ビル7F会議室、出席者:理事+運営委員+オブザーバー合計12名
【議事】
①新しいゲストの紹介があった。
松田博子様(松井三郎理事の紹介)。医療関係の歴史や史跡などの研究家、オブザ
ーバーとして参加頂く事になった。
②宮本博司 副理事長の講演会について
・10/11に開催した講演会の参加者数について報告があった。
・事前申し込み者数50、当日欠席者数3、当日参加者数5、Staff11。合計参加者数
は63名であった。
③金久孝喜氏の講演会の件
・11/28開催予定の金久氏の講演会は参加申込者数54、Staff12、合計66名。
・既に定員をオーバーしているので新規の申し込みは受け付けないことを確認した。
・当日の役割分担も確認した。
④ぶらり探訪の件
・第19回ぶらり探訪「双ヶ岡からきぬかけの路を行く」は、予定通り12/5(土)に
開催する。参加申し込み37+Staff11=48名
・予定の定員を超えたので新規の申し込みは受け付けない事を確認した。
・当日の役割も確認した。
⑤北嵯峨高校との新規Projectの展開について
・当会の目的の一つである地元の学園関係者とのco-workの一環として、同校との関
係を深める事になった。
・過日、幹部が同校を訪問し國府功校長と面談、生徒諸君を養成して観光客や修学旅
行生のガイド役をする事を提案、さらんネットが資料を提供する事で、ガイド用の
ユニークなガイドマップを作成する事も提案。同校長から賛同を得たとの報告があ
り、今後の展開を注意深く見守る事になった。
⑥角倉隧道顕彰会の件
・第二回の角倉隧道顕彰会を開催するにあたり、内容に関して意見交換を行った。
・次回は北嵯峨の水利組合の責任者や故石田孝喜氏の子息にもお越し頂いて当事者間
の意思疎通を深めたい。
・この隧道を「世界かんがい施設遺産」と言う国際的機関に登録するためには、我々
の独断専行を慎み、直接の利害関係者である北嵯峨水利組合及び地域住民との良好
な関係作りが最も大切な事である事を再確認した。
【講演】
講師:牧野順二様(鰻 廣川 代表取締役/嵐山保勝会会長/京都府料飲業生活衛生協同
組合理事長/嵐山料飲組合理事長/嵐山まちづくり協議会会長)
演題:「これからの嵯峨嵐山」について
・いままでの嵐山保勝会の活動目標はイベントの開催や共催に重点を置いていた
が、今後は本来の趣旨である嵐山の景観の保全や維持に主眼を移したい。北嵯峨
や奥嵯峨と言われる地域の再開発にも取り組みたい。
・さらに嵐山地域の生産緑地と言われる農地の保全こそ、景観維持に即決する問題
である。農家を支援しないと景観が損なわれる。そのために地産地消を目指し、
農家の生産物の販売促進にも取り組みたい。
・嵯峨野菜の色々な局面でNPOさらんネットのノウハウにも期待している。
_______________________________________________________________
定例会議事録(第124回)(文中順不同、敬称略)
時:令和2年9月27日(日)15:00~17:00
場所:富士ビル7F会議室、出席者:理事+運営委員+オブザーバー合計12名
【議事】
①機関誌Vol.15の件
・予定通り9月25日に完成、同日発送を済ませた。個人/団体約187件に対し約
1100部を発送。
②10月11日開催予定の宮本副理事長の講演会に関して、当日の役割分担などを協議し決
定した。
・役員の集合時間は13:30、マスクの着用厳守、
③角倉隧道顕彰会の件
・角倉隧道顕彰会は予定通り8月30日(16:00 富士ビル7Fリノホール)に初回の会
議を開催した。
・この隧道の歴史遺産としての登録に当たっては、利害関係者である北嵯峨水利組合
及び地域住民との良好な関係作りが最も大切な事である事を確認。この企画が、地
元当事者や地域住民の方々にとって有意義なものでなくてはならない事及び、我々
の独断専行は厳に慎まなければならない事を認識した。
・その後、松井理事の調査により、「世界かんがい施設遺産」と言う国際的な登録制
度が存在する事が判明した。
・又同理事の元同僚の熊本大学渡邉教授が日本の責任者であり、同教授の関係者であ
る洛西土地改良区の川田唯男事務局長との間で、同制度に沿って登録申請の作業が
進んでいることが判明、当面この動きを注視すると共に、弊NPOとしては資料の整
理などの側面業務を担当する方向で取り組む事を確認した。
・尚9月26日、大前/松井/金久の3名が北嵯峨水理組合を訪問し、責任者の方と面
談、状況と趣旨の説明を行った。
④今年度のぶらり探訪は12月5日(土)に開催する。
・タイトルは「双ヶ岡からきぬかけの路を行く」。
⑤After Corona関連の具体策として
・当NPOが過去に発刊した観光ガイドブックを参考にして、観光マップを作成して
はどうかと言う理事長の提案が承認された。地元の大学(嵯峨美大、花園大、光華
大・・・)や高校とのco-workを念頭に、具体化を練る事になった。
【講演】
講師:森川宏剛(NPO京都景観フォーラム/専務理事)
テーマ:「嵐山まちづくり協議会の最近の動向や京都市の協議会の動き」
・この度、漸く「嵐山景観づくり計画書」が纏まり、この地域での建築行為につい
て詳細な基準を設ける事が実現し、一定の規制が可能になったとの総括であった。
・ご講演の後、外国人による土地購入に関連して熱心な討議が行われた。
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定例会議事録(第123回)(文中順不同 敬称略)
時:令和20年8月23日(日)15:00~18:00
場所:富士ビル7F会議室、出席者:理事+運営委員+オブザーバー合計10名
【議事】
①機関誌Vol.15の件
担当の委員より進捗状況の説明があった。投稿者との協議が順調に進み9月20日完
成の見込み。
②角倉隧道顕彰会
・当会は予定通り8月30日(16:00 富士ビル7Fリノホール)に初回会議を開催する。
・会議に先立って8月26日、 理事長と金久委員が同隧道の水利権を管理する洛西土
地改良区の事務所を訪問し、当NPOのプレゼンテーションと当プロジェクトの説
明を行い、事前協議を通じて顕彰会の目的について理解を求める。
③After CORONAの嵯峨嵐山観光のあり方に関する提言・提案する件
・世界規模で人類を恐怖に陥れた新型コロナウイルスの感染が終焉したあと、嵯峨嵐
山の観光について、たんに元の形に戻す事に注力するのではなく、新たなビジョン
を念頭に置いた観光政策として提言する。
・NPOさらんネットが地域と連携して今後協議を重ねるための趣意書が理事長から
示され満場一致で承認された。
・9月に発送する機関誌に同封する。
④今年度のぶらり探訪は12月5日(土)に開催する。
・タイトルは「双ヶ岡からきぬかけの路を行く」
・動員目標数は約30名
⑤地元の大学(嵯峨美大、花園大、光華大・・・)とのco-workを念頭に、密な関係を恒
常的に構築すべきという提案が出席委員から有った。
【講演】
講師:深町加津枝 様(京大大学院、地域環境学堂准教授)
演題:「嵯峨嵐山地域の景観について」
現在大堰川左岸渡月橋付近で進んでいる「可動式止水壁」の工事など同河川の防災事業の解説を中心にした内容の講演であった。
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定例会議事録(第122回)(文中 順不同、敬称略)
時:令和2年7月26日(日)15:00~18:00
場所:富士ビル7F会議室、
出席者:理事+運営委員+オブザーバー 合計11名
【議事】
①さる2月16日に開催した小松和彦先生の講演会参加者数の報告があった。
申し込み総数317名、当日欠席者数74名、Staff 13名。差し引き参加者数256名
②当面の予定について報告があった。
10/11日(日)宮本博司副理事長の講演会/歴彩館 動員数約40名
11/28日(土)金久孝喜運営委員の講演会/歴彩館 動員数約40名
2021年2/14(日)土岐憲三前理事の講演会/歴彩館 動員数約100名
12/5日(土)ぶらり探訪「双ヶ岡からきぬかけの路を行く」動員数約30名
③機関誌Vol.15の件
9月中旬に完成の見込み。従って9/20日過ぎには発送の予定。
表紙の写真は、全員の多数意見で決まった。
④角倉隧道顕彰会
延期になった当会の開催を8/30日に開催する事を取り決めた。
⑤After CORONAの嵯峨嵐山観光の有り方に関する提言・提案
世界規模で人類を恐怖に陥れた新型コロナウイルスの感染が終焉したあと、嵯峨嵐
山の観光について、単に元の形に戻す事に注力するのではなく、新たなビジョンを念
頭に於いた観光政策が不可欠と思われる。
高度成長で忘れ去られた事、数だけを追い求めた観光政策、コンセプトの無いまち
づくり政策、急がずにゆっくり・ゆったりした・ゆとりのある観光地の創造・自然や
伝統を大切にする観光を如何に構築するか。
わが嵯峨嵐山の観光活性化のあり方も方向転換する必要があるであろうし、私共N
POさらんネットが地域の方々と連携して提言・提案をまとめる方向で今後協議を重ね
る。
出来れば9月の機関誌発送に間に合わせ何らかの形で同封できるように努力する。
【講演】
講師:赤崎盛久 様
演題:「コロナ禍の民泊/ゲストハウスの現状」
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定例会議事録(第121回)(文中 順不同、敬称略)
時:令和2年1月26日(日)15:00~18:00
場所:富士ビル7F 会議室、出席者:理事+運営委員+オブザーバー合計13名
【議事】
①当面の財政状況に就いて事務局から報告が有った
相変わらずの窮状であるがギリギリながら年度末は超えられるとの説明があった。
②歴彩館講演会Ⅲ(2020/2/16)の件
・1/26現在、参加申し込みは約302名、目標の300名は達成した旨報告があった。
・京都新聞の広告や記事掲載の効果が有ったものと思われる。
・当日の配布資料の確認や当日の役割分担について確認をした。
③機関誌Vol.15の企画骨子を協議した。
・可能性のあるテーマが取り上げられたが、次回以降の会議で具体策を確定する。
・原稿締め切り:7月10日/発刊9月下旬
④新年度歴彩館講演会シリーズに就いて、連続講座の日程と内容が固まった旨報告が
あった。
第1回:令和2.6.28(日)講師/金久広孝喜氏
「失われゆく嵯峨嵐山の景観と文化遺産」
第2回:令和2.10.11(日)講師/宮本博司氏「想定外」から命を守る
第3回:令和2.2.14(日)講師/土岐憲三氏「災害から文化財を守る」
⑤角倉隧道を史跡指定に申請するProject
本件推進の為「角倉隧道を顕彰する会」を当NPOの下部組織として組成し、一定の期間内に報告書として取りまとめ、それを受けてNPOさらんネットでは、当局である京都市文化財保護課に登録申請する一連の案が理事長より提案され承認された。
タイムスケジュール及び当会を運営する11名の人選も承諾された。
※概要は以下に別紙に掲載
これを受け早急に第1回の会議を開催する。
【講演】
講師:松井三郎 様
演題:「法金剛院にまつわる話」
法金剛院建立の歴史や歴代天皇家との密接な関係など史実に基づく解説であった。
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【121回定例会 別紙資料】 令和2年8月30日更新
NPO法人さらんネット
角倉隧道を土木遺産へ
大覚寺北の長尾山を越えてしばらく行くと菖蒲谷池という約3.2haの溜池があります。この池は人工の池で、約390年前に、保津川を開削した事で有名な角倉了以の甥・吉田光長と吉田光由が水で苦しむ北嵯峨農民を救うため、大覚寺からの依頼を受け、菖蒲谷 の一部を堰き止めて、今で言うダムを築き、かつ、長尾山・京見峠の下を貫く隧道を掘ってその水を北嵯峨の農地へ流し込む大土木工事を行いました。
関係者の補修と管理により、今日でも絶え間なく水が流れて続けて、地元の田畑を潤しています。長さ約200Mのこの隧道の中は、ほとんどが岩盤をくり抜いた構造で人がやっと通れるほど狭く入口と出口の一部が石積みと蓋石の切り石で補強されています。
驚くべきは工事の短縮を図る為、出口と入口の両サイドから堀り進められており、ほぼ真ん中の地点でズレなくつながっています。当時の掘削測量技術の精度を知るうえでも大変貴重な遺産でもあります。
またこの難工事を指揮した人物(吉田光由)は、1627年に「塵劫記」という和算書を刊行し、大正時代まで愛読された日本一の大ベストセラ-で、日本人の算術のレベルを向上させた大数学者であります。そのほんを書いた直後にこの難工事に取り掛かっており、まさにその中に書かれている内容(土量算定式等)を使い工事を成し遂げていると推察されます。そういった意味でこの隧道は大変貴重な遺産であります。
ところが長年の使用の為による痛みがだんだん発生し、2011年には水門の漏水が見られ、2012年入り口部の水門取り換え工事がおこなわれ、その時、地中から重機によって巨大木通(木管)が掘り起こされました。その後この木通の一部は、二尊院に大切に展示保管されております。
約390年前に当時の最先端の土木技術と測量技術を持った角倉一族が手掛けた事と、当時の土木技術を知るうえで大変貴重な遺産であるので、これからの補修についても、できるだけ現状を痛めないように補修を計画し、工事前に、現況の状態を調査記録し後世に伝える必要があると考えます。
これからの私達さらんネットは、地元はもちろんできるだけ多くの方々にこの隧道を知って頂く為の啓蒙活動に取り組むと同時に関係者(地元水利組合及び行政)の方々と連携を取り、まずこの隧道を歴史的遺産(土木遺産)として認定していただけるように、取り組んでいく所存です。多くの皆様方のご支援やお力添えをお願い致します。
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定例会議事録(第120回) (文中 順不同、敬称略)
時:令和元年12月8日(日)15:00~18:00
場所:富士ビル7F会議室
出席者:理事+運営委員+一般会員 合計8名
【議事】
①ぶらり探訪(10/26)の報告
・第18回ぶらり探訪「三条通界隈、秦氏の足跡を追う」に40名が参加された。
(天候=晴れ。10時右京区役所前出発~16時松尾大社着)
・コースは蚕の社(木嶋神社)~大酒神社~広隆寺~大映通り商店街~蛇塚古墳~天
塚古墳~梅宮大社~松尾大社で大変好評であった。多くの参加者から次回を楽しみ
にしていると評価を頂いた。
②歴彩館講演会Ⅱ(11/14)の報告
参加者の実績につて下記の通り報告があった。
参加申し込み総数:73名、当日不参加者:16名、当日予約無し参加者11名、
合計参加者68名+Staff10名
③過去2回の開催で行ったアンケートから得た情報の報告があった。
それによると参加者の年代では60歳以上が81%と圧倒している。
また、講演会の開催告知はチラシによる方法が約半数であった。
④歴彩館講演会Ⅲ(2020/2/16)
現在までの参加申し込みは約120名。動員目標は300名。
運営委員各位に動員に向けた活動を再度お願いした
⑤今後の活動について
・角倉隧道を、歴史遺産に登録するProjectをNPOさらんネットとして推進する構想
が理事長から提案が有り、具体策は来春草々に提示したいと説明があった。運営委
員会の下部組織として位置付け、吉田光由氏の血縁者など広く多方面に参加を呼び
かけたい。
・この隧道については当NPOが主導して保存方法なども含め、その偉業を広く発信
しなければならない。
⑥今度、運営委員に就任頂いた金久孝喜氏(株式会社中根庭園社員)から角倉隧道の調
査報告があり、パワーポイントを使って貴重な映像などを披歴された。
【講演】生産緑地2022年問題について
講師:京都市都市計画局都市企画部都市計画課 担当係長 大石大輔様
京都市農業委員会事務局 局長 山本武志様
農政係長 落合彩織様
・京都市の生産緑地制度/特定生産緑地制度に関する詳細な解説と行政としての取り
組みの説明があった。
・農業委員会からは業務の内容についての説明と生産緑地の税制優遇制度の解説が
あった。
・NPO法人さらんネットの取り組んでいる課題の一つが嵯峨嵐山地域の景観保全で
ある。年々失われてゆく昔日の風景に多くの人が心を痛めている。
・2022年には生産緑地に関する法令が施行され農地の転用が容易になり、その事で一
層景観が失われる事にならないかと言う疑問に対応した講演を企画したもの。
・今回は一般会員の方にも受講を呼びかけ盛会に開催出来た。活発な発言もあった。
・行政サイドの説明は専門的で難解な部分も多かった。2022年問題に関連して多くの
市民が危惧しているのは外国人でも容易に農地を取得できる様になるのではないか
(?)と言う疑問である。
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定例会議事録(第119回)(文中 順不同、敬称略)
時:令和元年10月20日(日)15:00~18:00
場所:富士ビル7F 会議室、出席者:理事+運営委員+ゲスト 合計8名
【議事】
①ぶらり探訪(10/26)
・先般の下見ウォーキングの結果を踏まえ当日の詳細な事を打ち合わせした。
・当日の参加者は39名+Staff7名=合計46名、9:20受付開始、各自の役割を決定し
た。
・今回は市街地でしかも隘路が多いコース。1列縦隊が基本となる。交通量も多い事
が予想されるので、Staffは充分この点を配慮し常に誘導に努める。
②歴彩館講演会Ⅱ(11/14)
・動員目標80名に対し現在約64名(Staff込)。各方面へ動員を働きかける。
Staff集合/13:30、受付開始/14:15、
・当日の役割分担を取り決めた。
③歴彩館講演会Ⅲ(2020/2/16)
動員目標は300名、チラシの配布など告知方法を再点検。
④今後の活動について(Free Talking)
「嵐峡に橋を架ける会」の古い資料を回覧しながら懇談した。
【講演】
講師:金久孝喜氏(造園会社役員/当会客員)
演題:「失われて行く嵯峨嵐山の景観」
=中国人よる土地取得で変わりゆく嵯峨野の風情も含めて=
・金久氏が仕事の合間に収集された写真や多くの歴史資料を基に編纂された映像を拝
見。1940年ごろから現在までの嵐山・嵯峨野の景観の移り変わりが非常に分かり易
く表現されていた貴重な作品である。
・遠く東山も望めた過っての風景が大きな建物で遮られ見えなくなった現場、夏の夜
空にくっきりと浮かび上がった大文字(鳥居)が今は建物の陰に。この様な景観破壊
が至る所で存在する。数百年に亘って行き交う人に潤いを齎した樹木(桜、欅な
ど)の大木が、近代的な建築物の邪魔になるとの理由で惜しげもなく伐採されて行
く。
・又、嵐山の象徴である竹林もめっきりその面積が小さくなった。
・歴史的風土保存区域の指定はどうなっているのか?
・又、貴重な歴史的遺産も無残に壊されようとしている。
・菖蒲谷池から麓の嵯峨野に今でも灌漑用水を送り届けている、約400年前に角倉了
以によって創られた貴重な隧道の内部の組石の一部に水漏れが見られるので、ここ
を管理する北嵯峨水理組合が修理工事を予定している。世界的にも貴重な土木の歴
史的遺産が近代的なコンクリートヒューム管に置き換えられる様な事にならない様
に注視しなければならない。2012年に隧道の出口付近の側溝工事の際、地中から重
機によって巨大木通(木管)が掘り起こされ重要な文化遺跡の一部が壊された様な
事を繰り返してはならない。
・更に氏は、民家も含めて寺社仏閣などに伝わる古文書・遺品の類を嵐山記念館(仮
称)を建設して保管、観光客にも広く展示すべきではないかと<訴えている。
この講演を聞き、当NPOとしては正に活動のテーマであり、今後取り組を具体化した
い。
①景観破壊に就いては、氏にお願いしてきめ細かく何度も講演をお願いする事にし
たい。
マスコミとのCo-workも含め、この実態を広く世間に訴えて行く事が肝要と思
う。
②角倉隧道については当NPOが主導して保存方法を協議し、その偉業を世界に発信
しなければならない。
③歴史資料館に就いては既存の公的施設の活用を探りたい。
④中国人の土地所有の問題については所謂2022年問題と絡めて実情の調査を行いた
い。
何れにしても非常に貴重な講演であった。
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定例会議事録(第118回)(文中 順不同、敬称略)
時:令和元年9月15日(日)15:00~18:00
場所:富士ビル7F 会議室
出席者:理事+運営委員+オブザーバー+ゲスト 合計10名
【議事】
①機関誌Vol.14制作の件
・9月12日に完成し、同日に発送を済ませた。今後開催する2回の講演会(11/14、
2/16)案内状を同封した。
・今回は1800部印刷し、約1500部を発送したので、手元在庫が300部ある。有効に
活用したい。
②京都学・歴彩館 連続講演会の件(11/14、2/16)
今年度内に開催する2回の講演会の告知と動員策が必要である。
現在参加申込者は(11/14)25名、(2/16)5名。
区役所には配架用に持ち込み済。各位の動員策に期待する。
③ぶらり探訪の件(10/26)
・今回は、解説(要所での説明)が加納氏一人での対応となるため、大人数の参加は
避ける方針で最大40人に絞る事になった。現在参加申し込み者は39名。
・10/3に役員が下見を行いコースの最終確認をする。
④オブザーバーの新規就任について。
オブザーバーに安宅光雄氏、松井三郎氏と森裕美氏の3名の方にご就任して頂く事
になった。
⑤今後の活動について(Free Talking)
A)オブザーバーの金久孝喜氏からReportの有った外国人(特に中国人)の土地所有
(購入)をテーマに意見交換を行った。本件は所謂農地の2022年問題と、市街地の空
き地/空き家の転売問題との2種類に大別される。
2022年問題とは、約30年前に施行された法律に基づくものであるが、農地の耕
作者が耕作放棄を選択するとその農地を行政が買い上げる制度に関するものであ
る。今の財政状況では希望通りの対応は困難ではないか? この間の事情を察知し
て外国資本が大量に流入してくる可能性がある。
この件は先ずは運営委員が実情を正しく把握する必要がある。次々回の定例会議
を目途に京都市農業委員会のStaffの方を招聘してレクチャーを受ける事になった。
後段の空き地対策に関しては、次回を目途に金久孝喜氏からReportの解説をお願い
する。
B)当NPOの趣意書に記載している「嵐狭に夢の架け橋の実現を模索する」件に関し
て、設立当初からの有力会員から実現に向け具体策を協議するタイミングが来たの
ではないかとの指摘があり、出席委員の意見を集約した。
場所/内容/必要性/景観/所要資金 など活発な発言が有ったが、ほぼ全員から
前向きな意見は無かった。
【講演】
講師:京都府立 京都学・歴彩館 /資料課古文書・古典など特別資料担当
課長補佐 若林 正博 様
演題:「昭和初期の京都西郊の鉄道計画・幻の新京阪洛西線」
昭和の初期、京阪神間の私鉄が新しく開業しその後精力的に延伸されて行った事
に加え、幻に消えた計画路線の背景や解説があり、大変興味深い内容であった。
※次回(第119回)の開催
令和元年10月20日(日曜日)15:00~18:00 富士ビル7F
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定例会議事録(第117回) (文中 順不同、敬称略)
時:令和元年8月4日(日)15:00~18:00
場所:富士ビル7F会議室、出席者:理事+運営委員+ゲスト 合計6名
一般会員が5名参加された。
【議事】
①次回機関誌Vol.14制作の件
発刊及び発送の予定日を9月20日とした。
尚、発送に当たっては下記3種類の開催案内書を同封する。
A) 10/26ぶらり探訪 B)11/14講演会 C)2/16講演会
②京都学・歴彩館 連続講演会の件(11/14、2/16)
今年度内に開催する2回の講演会の告知と動員策が必要である。
既に出来上がっているチラシ(11/14)については、早速区役所などへの配架をお願
いする。
③ぶらり探訪の件(10/26)
今回は市街地のため大人数は避けるべきである。最大40人に絞る必要がある。申し込
み殺到の場合は足切りも含めた対応が必要と思われる。
④7/18に開催した講演会の報告
京都学・歴彩館との共催シリーズ第1号でしかも当NPOにとって初のウィークデー
の開催であり、参加申し込みの予想がつかみにくかった。結果的に定員以上の申し込
みがあり10名強の方にはお断りをしなければならないほど盛況であった。多くの来場
者から講演の内容についても好評を得る事が出来た。
⑤今年度の会員申し込み状況について報告があった。
今年度の新規会員登録数は72名(内法人4社)総収入461千円、現在残高232千円。
略例年通りの展開ではあるが、機関誌の発刊及び発送費用などを勘案すると資金的に
は軟弱。
⑥運営委員とオブザーバーの新規就任について。
運営委員に安宅光雄氏/オブザーバーに松井三郎氏と森裕美氏にご就任して頂く事に
なった。
⑦今後の活動について(Free Talking)
嵯峨嵐山地域に観光の為に訪れる海外からの観光客のなかで東南アジア系(中国/韓
国/ベトナムその他)の人々の為に当地との歴史的な繋がりを解説付きで分かり易く
プレゼンをしてはどうか(?)と言う見解が出席者から示された。ユニークな発想で
あり検討の対象として取り上げるものの、一方民族的な感情を鑑みると自己主張を通
じて結果的に友好関係に罅(ひび)が入る可能性も排除出来ず、慎重に取り扱いた
い。
【講演】
講師:懸野 直樹 様(野々宮神社宮司)
演題:『野宮神社そして嵐山の事』
斎宮の始まり、嵯峨嵐山周辺の大まかな歴史、平安時代の野宮、斎宮行列の概要、そ
して嵯峨祭について。
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定例会議事録(第116回)(文中 順不同、敬称略)
時:令和元年6月9日(日)15:00~18:00
場所:富士ビル7F会議室、出席者:理事+運営委員+ゲスト 合計11名
第1部[議事]
①京都新聞の取材について
弊NPOが創立15年を迎えるに当たり、京都新聞の取材を受ける事になった。
②趣意書の見直し
最終案が纏まった事を受け、印刷が完了した旨報告が有った。出席者に配布した。
③京都学・歴彩館 連続講演会の件
7月18日に開催する第一回「嵯峨野の歴史について/講師:加納敬二 副理事長」は目
下参加申し込みが約60名。委員各位の一層の動員努力を要請した。(目標/80名)
④機関誌Vol.14の件
河合委員から全て予定通り経過している旨、状況の報告があった。
⑤物故者追悼法要は、5月15日、14:00~15:30退蔵院で予定通り営まれた事が報告さ
れた。
⑥10/26(土)に開催する今年度のぶらり探訪企画は、再度ルートなどを検証し、チラシ
の原稿を作成する事となった。
⑦その他
今後の当NPOの取り組む課題や方策についてFree Talking を行った。以下 発言の
要旨。
・当NPOの発足当時は、京都に来る観光客が2000万人時代であり、5000万人を越える
現状では事情が大きく変わった。当時は如何にして観光客を増やすか? シーズンオ
フを如何に埋めるか? などがテーマであったが、現状に於いて期待される当NPO
の提言内容は何かを初心に帰って改めて調査する必要があるのではないか。嵯峨美大
とのco-workで調査出来ないか? 現在の観光活性化とはどの様な定義か?
・観光シーズンの罧原堤(ふしはらづつみ)の交通量を減らすため渡月橋下流の遊覧船
構想は役立つか?観光路の水上へのシフト。
・新刊本の発刊事業
文献/地形/古墳/中世/歴史・・・をテーマにした学塾参考書的なもの。
・嵐電の定例行事である「きみ待つ桜」のイベントを、さらんネットも参加して発展的
に嵐山一帯の行事に出来ないか?
今後も運営委員からの斬新的でユニークなアイデアを期待し、討論を重ねたい。
第2部[講演]
講師:小泉武寛(ぶかん)様(S.20年生れ) 住居<乙訓郡大山崎町>
演題:『弥生人に聞く、銅鐸づくり』
プロフィール:日本の鋳金作家。銅鐸や仏像などの古代技術の復元に大きく関わっておられ、古代技術を元に制作し、新しいチタンなどの金属の加工にも取り組まれている。創業110年の家業を引き継ぎ美術工芸作家を目指し、また、その古代技術を伝世させるため、講習会なども多数開かれている。金閣寺の屋根の上の鳳凰修復に参加。同氏には一昨年のさらん12号に寄稿して頂いた。
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定例会議事録(第115回)(文中 順不同、敬称略)
時:平成31年4月27日(土)15:00~18:00
場所:富士ビル7F会議室
出席者:理事+運営委員+オブザーバー 合計10名
第1部[議事]
①趣意書の見直し
本件は事務局の提示案に沿って協議し結論を得た。最終案を提示し印刷する事に
なった。
②京都学・歴彩館 連続講演会の件
今年度の概要が決定したので担当の河合委員より説明と各委員への要望があった。
今年度の講演は3回行う。
1)7月18日/嵯峨野の歴史について/講師:加納敬二 副理事長
2)11月14日/嵯峨代念佛狂言の歴史と今/講師:加納敬二 副理事長
3)2月16日/魔界と妖怪-京都の場合/講師:小松和彦 日文研所長
・当面の課題は第1回の動員。弊NPOにとって平日の開催は初めての経験である。
5/10頃を目途に案内用のチラシが2000枚完成する。配布先・方法などを役員で協
議の上、各運営委員へ通知する。
・また、開催日当日の各自の役割分担を詳細に取り決めた。
③中高年の為の登山体験の件、担当の山本委員の報告書が配布された。
3月24日京都府山岳連盟四方会長にお願いして開催したが、当日はまずまずの天気
で盛会裏に開催された。
④機関誌Vol.14の件、河合委員から全て予定通り経過している旨、状況の報告があっ
た。
⑤物故者追悼法要の件は、5月15日14:00~15:30 退蔵院で営む事が確定した旨報告
があった。
⑥今年度のぶらり探訪は10/26(土)開催する事を確認し、チラシの原稿を作成する事
となった。
⑦その他
渡月橋下流の遊覧船構想や嵐電、トロッコ列車、保津川下り等々のコラボなどが話
題となった。
第2部[講演]
お二人の講師をお招きして講演をお願いした。今回は会員や会員の紹介者にも声掛け
し24名の方が聴講された。
「講演-1」
講師:風水建築インテリア ハンナリヴ代表 森裕実 様(風水鑑定士/二級建築士/イン
テリアコーディネーター/カラーコーディネーター)
演題:『風水と環境』
「講演-2」
講師:レジリエント・シテイ京都市総括監(前京都市副市長)藤田裕之様
演題:『京都市レジリエンス戦略』の説明
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定例会議事録(第114回)(文中 順不同、敬称略)
時:平成31年3月9日(土)15:00~18:00
場所:富士ビル7F 会議室、出席者:理事+運営委員+オブザーバー 合計8名
ゲスト:藤田洋史 様
第1部[議事]
①Amazonの販売体制について
・当NPOより発刊した過去の5冊全ての書籍がAmazonで検索すると購入が可能に
なっている旨、報告が有った。
・オンデマンドと言う形式にてペーパーパックを指定するとプリントアウトされた冊
子(1,620円)が最長でも2日で届く。
・Kindle版(電子書籍)であれば安価(864円)になる。
②文化講演会の報告
・2月16日に「右京ふれあい文化会館」にて開催した「京都盆地の出来上がり方」
(講師:梅林秀行先生) は参加者215名で非常に盛会であった。京都新聞に記事を掲
載してもらった事の効果が大であった。
・会場で展示した最新作『嵯峨野誕生物語』は18冊販売できた。
③次回機関誌Vol.14制作の件
全てのページの手配が終了し発刊にむけ順調に進んでいる旨、担当の河合委員から
状況の報告があった。
④京都学・歴彩館 連続講演会の件
同館より正式な要請を受け、3/22に今後の日程などを含めて協議する事になった。
⑤中高年のための登山体験
参加者は22名(内スタッフ3名)となった。障害保険の付保を含め担当の山本委員
に一任する事とした。
⑥ 歴史街道「苔寺⇒善峰寺」ルート開設・PR
・前回の定例会にて講師をお願いした京乙訓・街おこしネットワークの中山秀亜理事
長から提案のあった本件に関して過日、京都一周トレイルの責任者である京都府山
岳連盟の四方宗和会長と面談意見交換を行った。
・同会長によると、今回のご提案は非常にユニークであるが、一周トレイルはルート
途中で登山口/下山口が適当な区間で設ける事が必要不可欠であるが、当該区間では
その確保が困難であるとの指摘があった。
・基本的な問題で実現が難しい事が判明したので本件は断念せざるを得ないという結
論になった。
⑦趣意書の見直し
・新年度に向け趣意書を見直す内容について協議を行った。現行の内容で現実にそぐ
わない箇所を削除するなどして、次回の定例会には事務局案を纏めて協議の為の素
案として提示する事とした。
・また、役員人事について加納敬二理事を副理事長に昇格する事が理事長から提案さ
れ前会一致で承認された。
⑧その他
中村委員より次の提案が有った。渡月橋から下流 松尾橋の間を遊覧船が行き来する
とかなりインパクトが有るのではないか? 非常にユニークな提案であり次回以降実
現に向けた具体策を協議する事になった。
第2部 [講演]文化庁の京都移管に関連して
講師:文化庁 地域文化創生本部事務局 上席調査役 藤田洋史 様
・遅くとも2021年度中には京都に全面的に移転する事を目指し作業が進んでいる。
・文化庁の約70%の業務が移管され新・文化庁が誕生する。
・1本部6課168人の規模で開設される。
・庁内の機能強化/生活文化の振興/文化財の活用/経済的効果などについて解説が
あった。
※「さらんネット」運営委員会次回(第115回) の開催日程
平成31年4月27日(土) 15:00~17:30
場所:富士ビル(西院)7F会議室 Aルーム
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定例会議事録(第113回)(文中 順不同、敬称略)
時:平成31年1月19日(土)15:00~18:00
場所:富士ビル7F会議室
出席者:理事+運営委員+オブザーバー1+ゲスト2名 合計13名
第1部[議事]
①ぶらり探訪企画の報告 18.11.23に開催した「旧嵯峨街道から山の辺を行く」には
44名の参加者があり快晴の下、盛大に開催することが出来た。
②嵐電1車輌借り切り企画の報告 18.12.1.に開催した当企画には26人の参加があっ
た。初めての企画であったが嵐電側の行き届いたサポートもあって、盛大に開催でき
た。夕刻の忘年会の参加は11名であった。
③Web委員会確立の件の報告 前回の定例会議以降3回の委員会を開催(メールでのや
り取り)。初期の目的は体制的に確立された。
④2月の文化講演の件 現在約130名からの参加申し込みがあった。当日の役割分担も詳
細に亘って決定した。
⑤次回機関誌Vol.14制作の件 それぞれの担当者が責任をもってフォローする事を確認
した。
⑥京都学・歴彩館とのco-work 京都府立「京都学・歴彩館」から連続講座を開催する
にあたり当NPOに参加する様に要請が有った。年間/大型の講演会(200~300人規
模)1回と小型の講演会(50~100人規模)を2回開催する方向で参画する旨回答し
た事の報告があった。これにより当NPOの定例イベントである文化講演会は、この
企画の大型講演会に置き換える事になった。近日中に来年度の企画書を提出する事に
なる。
⑦中高年の為の登山体験企画 現在までの参加予定者は10名であるが、安全面を考慮し
最大で30名以下とする。障害保険を付けることを含め当日の安全対策に関して打ち合
わせを行った。
⑧趣意書の見直し 全体の見直しに関しては次回以降に持ち越しとなった。
⑨物故者追悼法要 当会発足以来約17年が経過するが、この間7名の役員の方が他界さ
れた。時期をみて物故者の法要を執り行うことになり、本会の理事である退蔵院の松
山大耕副住職に改めて相談する事とした。
第2部[講演]
1】「嵐山まちづくり協会設立発起人及び推薦人」・NPO法人京都景観フォーラム
専務理事/森川宏剛氏
歴史を誇る嵐山地域の観光業者や神社仏閣を同地域の景観を護るというキーワード
で、京都市が主管する「地域景観づくり協議会」に組成した苦労話を伺った。当NP
Oが目指す方向/内容と共通点も多く今後協業が出来れば有意義である。
2】京乙訓・街おこしネットワーク理事長 中山秀亜 理事長
「西山古道を復興し、陽光桜とアジサイを咲かせ、心癒せる街づくり」をテーマに
日頃の活動の様子に関して中川理事長の熱弁をお聞かせいただいた。
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定例会議事録(第112回)(文中 順不同、敬称略)
時:平成30年11月18日(日)15:00~18:00
場所:富士ビル7F 会議室
出席者:理事+運営委員+オブザーバー1名+ゲスト1名 合計10名
ゲスト:米澤正尚様
第1部[議事]
1)11/17に開催された「西京区ふれあいまつり」に関し出店の報告
2)11/23ぶらり探訪企画の件
参加人数43名で確定。当日は相当な人出が予想され、詳細な役割分担を決めた。
3)文化講演会(来春)の件
現状15名の参加申し込み。京都市後援を申請するため事務局で準備する。
4)中高年の為の登山体験
担当の担当の委員から現地下見の報告があった。
5)嵐電1車輌借り切り企画
12月2日の参加総数は24名。会員は無料、同伴者は500円とした。
6)臨時徴収の寄付金は¥147,000(14名)の振り込みが有った事が報告された。
7)Web委員会確立の件
HPに掲載する記事などに関し、不適切な記事が掲載されないように運営上の対応策
としてチェック機関を立ち上げ、承認を得た記事のみ採用し従来通り広瀬委員が入力
する事となった。Web委員には大前(委員長)/奥島/河合/中村の委員が就任した。
8)趣意書の見直しなど今後の活動内容に関しては次回のテーマとなった。
9)次回機関誌Vol.14制作の骨子を打ち合わせた。詳細は次回のテーマとした。
第2部[講演]
【1】米澤正尚 様(NPO太秦歴史探訪舎 副理事長)
「帷子の辻界隈の魅力に魅せられて」
【2】赤崎盛久 様(さらんネット /オブザーバー)
「観光都市ウィーンから京都が学ぶこと」
【3】乙訓景観十景の設定・・その後
鵜野委員(チーム乙訓代表)から報告があった。
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定例会議事録(第111回)(文中 順不同、敬称略)
時:平成30年10月8日(祝)15:00~17:00 場所:富士ビル7F会議室
出席者:理事+運営委員+オブザーバー1+ゲスト1名 合計10名
ゲスト:北野大雲 様
第1部[議事]
1)機関誌さ・らん Vol.13の件、
出稿者、一般会員、各行政機関等に宛てた合計約1700部の配布作業が無事終った事
が報告された。
2)ぶらり探訪企画/開催日11月23日(祝・金)の件
案内用のチラシは機関誌に同封して発送・配布を終えた。9月6日にルートの下見
会も行った。
ルートの状態や行程の時間設定等に特段の問題はないが、観光シーズンで当日はか
なりの人出が予想され、運営体制の細部をつめて次回定例会で役割分担を決める。
3)文化講演会開催の件
講師はNHKの番組"ぶらたもり"でお馴染みの梅村秀行様に依頼済。日程も2月16
日(土)に確定した。会場は右京ふれあい会館(花園)を予約済。案内チラシを作製
し、機関誌に同封して発送・配布を終えた。
4)高齢者登山の講義と実施体験の件
京都山岳連盟の四方宗和会長にお願いし詳細が固まったので、チラシを作製し機関
誌に同封して発送・配布を終えた。
5)『嵯峨野誕生物語』の拡販の件
出版会社の在庫となっている約300冊について、出版社と協議、当分(1カ年)は
現状を継続する。鋭意拡販に努める事とした。
6)嵐電(長井喜美さん)からの提案をうけ、特別企画を開催する事になった。
12月2日(日)に嵐電車両を1輌借り切り、沿線周辺の話などを加納理事が担当す
る。一般会員を対象に無料招待する。近日中に案内チラシを製作・配布する。当日は
運営委員会の忘年会も開催する。
7)事務局から財務状況の説明が有った。
資金的な余裕が厳しい事態になっている。ついては、理事および運営委員に年会費
とは別に寄付金をお願いする事になった。
8)上記3種類のチラシが相当枚数余剰があるので有効活用について要請が有った。
9)当NPOの今後、近未来の活動目標についてフリートークを行った。
検討案は、嵐山に歴史資料館がない、AIを活用した観光ガイドシステム構築、嵐
山河川敷の花火大会復活、嵐電とのCo-work(業種・職種を超えた協働空間)、地域
の学生諸君との交流、地域コミュニティとの交流、嵯峨狂言とのタイアップ、狭隘路
への車両乗り入れ規制等。本件は今後とも共同の発案・検討作業を続けたい。
第2部 講演
A)ゲスト:公益財団法人「長岡禅塾」塾長・北野大雲 様
講義『禅塾の現状と今後の活動について』
長岡禅塾は岩井産業の創設者・岩井岩次郎によって創設され、その流れを汲む双日のグループ会社の社員研修の場として活用されている他、国内外の大学生の寄宿舎となっている。講師から禅の教えについて講義をして頂いた。
B)オブザーバーの赤崎盛久様より「民泊新法のその後について」ご報告を頂いた
外国人を含む観光客の急増と宿泊施設のバランスに関して、2020年東京オリンピッ
クもあり観光客は増え続け、主要都市のほか地方への観光客も増加する。また、民泊
新法は空き家対策として成立前に大きな話題となり期待されたが、結果的には空き家
対策とは全く無関係である。
※「さらんネット」運営委員会次回(第112回)の開催日程
11月18日(日)15:00~17:30 場所:富士ビル(西院)7F会議室Aルーム
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定例会議事録(第110回)(文中 順不同、敬称略)
時:平成30年8月26日(土)15:00~17:30 場所:富士ビル7F 会議室
出席者:理事+運営委員9名+ゲスト4名 合計13名
ゲスト:鵜野高資、松村直治、手﨑貴之、手﨑聖子の各氏
第1部[議事]
1)機関誌『さ・らん』Vol.13の制作の進捗状況に付いて担当の河合委員から報告が
あった。予定通り9月中旬には完成する予定。配布先部数に付いても確認した。
2)ぶらり探訪/開催日11月23日(祝)について
・案内用のチラシ制作の件は機関誌の発送に併せて印刷を完了させる。
・9/6(木)に予定ルートの下見会を行う。参加希望者は14:00嵐電嵐山駅集合。
・案会用のチラシは下見会当日の結果を踏まえ詳細を確定する。
3)文化講演会開催の件
講師はNHKの番組"ぶらタモリ"でお馴染みの梅村秀行様に依頼、承諾を頂いてい
る。日程は2/16(土)に確定した。会場は右京ふれあい会館(花園)を確保済。
近日中に詳細を確定し、機関誌発送に併せてチラシの制作を行う。
4)『嵯峨野誕生物語』拡販の件
約300冊が出版会社の在庫となっており、当さらんネットとして可能な限り早く
完売を目指したい。引き続き次回以降検討する。
5)高齢者登山の講義と実施体験
山本委員からの報告。専門家にお願いし、高齢者を対象とした正しい登山のあり方
について講義と実地体験を企画中。来年5月頃に実施したい。比叡山をケーブルで登
り頂上付近で講義、その後大原へ向け下山するコースが有力。
6)嵐電・長井喜美さんから提案(要請)
嵐電車両を1輌借り切って会議の場として利用して欲しいとの提案があった。料金
は約3万円、収容人数は20名。年末忘年会をかねた定例会議での利用を検討する事に
なった。近く日程調整を行う。
第2部 講演(ゲスト)
1)鵜野高資氏(チーム乙訓代表)から前回に引き続き活動状況の説明があり、西京区
一帯での活動に際して、当NPОへの協力要請があった。今後具体的な案件ごとに協
力する事になった。
尚、鵜野高資氏には運営委員に加わって頂く事になった。
2)㈱テサキ製作所の手崎貴之社長、手崎聖子専務にお越し頂き「炭焼きは地球を救
う」と題するお話を伺った。同社は板金など金属加工が主業。独自の技術開発で炭焼
き機の製造販売にも乗り出しておられる。
昔は登り窯での炭焼きが各地で見られたが、煙公害もあり廃れてしまった。同社は
環境破壊を炭焼きが救える事に注目し、放置竹林が大きな社会問題になるなか、独自
に炭焼きのメカニズムを検証して機械を開発した。
※「さらんネット」運営委員会次回(第111回)の開催日程
10月8日(祝 / 日)15:00~17:30 場所:富士ビル(西院)7F会議室Aルーム
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定例会議事録(第109回)(文中 順不同、敬称略)
時:平成30年6月30日(土)15:00~17:30 場所:富士ビル7F会議室
出席者:理事+運営委員10名+オブザーバー1名+ゲスト3名 合計14名
オブザーバー:赤崎盛久氏 ゲスト:長井喜美、鵜野高資、松村直治の各氏
第1部[議事]
1)報告事項
・嵯峨野誕生物語の販売状況、
京都市教育委員会向けの納品と代金決済も終り、当プロジェクト関連事業は当面全て
の業務を終了した。採算的にも収支が取れ、最終的に在庫は200冊。在庫について
は運営委員を中心に販売を促進することとし、次回会議で具体策を練る。購入申し込
みを兼ねた販促用のチラシを活用する。
2)機関誌『さ・らん』Vol.13の制作の進捗状況について担当の河合委員から報告が
あった。原稿は予定通り7月末には揃う見込みである。
3)秋のぶらり探訪企画について
開催日は11月23日(祝)。案内用のチラシの制作を河合委員に委嘱した。
4)次期文化講演会開催の件
・講師はNHKの番組“ぶらたもり”でお馴染みの梅村秀行様に依頼、承諾を頂いた。
・会場は右京ふれあい会館(花園)。日程は講師と詰める。本件担当は加納委員。
5)民泊新法の最近の状況に関してオブザーバーの赤崎盛久氏より解説があった。
・条例施行に併せて行政の窓口には申し込みが殺到しているが、法律に合致するもの
は非常に少ない。
・民泊はホテルや旅館などの収容不足に対応して発展してきたが、京都ではホテル建
設ラッシュで5年前から客室は40%増加。その反面、民泊のニーズも減った。
・この様な状況下、弊NPOが発案し取り組んできた空き家の観光資源化プロジェク
トも一端棚上げせざるをえない状況にある。お預かりしている物件も新法の壁が厚
く対処できないのが実情で、一軒家の賃貸等を検討しなければ有効利用は難しい。
6)山本委員の提案で、高齢者を対象とした登山教室を開催する。京都府山岳連盟の四
方会長にお願いし、2019年春を目標に講演会と正しい登山の会を開催する予定。
第2部[講演]
①京福電気鉄道株式会社(嵐電)事業推進部・不動産事業部マネージャー・長井喜美様
京都観光おもてなし大使も務めておられる長井氏にお越し頂き、日頃の業務についてお話を伺った。日頃は嵐山駅構内の同社「はんなり・ほっこりスクエアー」で活動、東北震災復興支援として毎年3月11日にセレモニーを開催。今後弊NPOとの関係創出にむけコンタクトを続けたい。
②チーム乙訓代表・鵜野高資様
・「チーム乙訓の歴史的文化景観保全活動について」とのタイトルでお話を伺った。
・鵜野氏は「チーム乙訓」という約40名の団体の代表。「旧乙訓郡各地の歴史的景観
眺望視点場の選定と設営」というタイトルで、今年度の京都府地域力再生プロジェ
クトに交付金の申請をされている。
・旧乙訓郡の地名に因んだ詩集の編纂、景観カードの製作などを通じた同地域の歴史
文化を守るボランティア活動の様子をご紹介頂いた。
③「ベトナム最新情報」 松村直治様
・旧日商岩井のベトナム駐在員として10年強勤務した経験談、木材の担当者として植
林の歴史やホーチミン・ロードの事、旧日本軍が貢献した同国陸軍士官学校の事な
ど、興味ある話を伺った。
※「さらんネット」運営委員会次回(第110回)の開催日程
8月26日(日) 15:00~17:30 場所:富士ビル(西院)7F会議室 Aルーム
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定例会議事録(第108回) (文中 順不同、敬称略)
時:平成30年5月6日(日)15:00~17:30 場所:富士ビル7F 会議室
出席者:理事+運営委員6名+ゲスト1名+傍聴者2名 合計10名
ゲスト:金久孝喜氏
第1部[議事]
1)報告事項
・嵯峨野誕生物語の販売状況、京都市教育委員会540冊が最終的に確定した。出版元
への購入申し込みは累計で100冊を超えた。
・京都府の交付金は事業報告を提出し受理された。近く入金の予定。
2)機関誌『さ・らん』 Vol.13の打ち合せを行い内容や各頁の担当を再確認した。
内容は「嵯峨大念仏狂言"狂言堂のこけら落とし」や「荒廃する嵯峨野を憂う」など
3)ぶらり探訪企画の開催日は11月23日(祝日)
・旧嵯峨街道から山田道を歩く予定。阪急嵐山駅に9時集合とする。
・当日に行う事前説明会のための会場を確保することを確認した。
4)平成31年度文化講演会開催について
・講師にNHKの人気番組"ぶらたもり"でお馴染みの梅林秀明氏に承諾を頂いた。
・会場は右京ふれあい会館(最寄り駅はJR花園駅)を確保。
日程は31年2月中旬で調整中である。
第2部[講演]
金久孝喜氏にお越し頂き、嵯峨野の現状などに就いてご講演頂いた。以下は要旨。
・戸無瀬の瀧復元事業の最新状況について。
・嵯峨野の景観の変遷について。嵯峨野の現状と昔の姿を比較・解説して頂いた。
・外国人による土地所有の拡大が嵯峨野の良さを侵食していると言わざるを得ない状
況が生まれている。京都市による買い上げも問題解決策のひとつと思われる。
・嵯峨野の風情を醸し出す竹林が不動産業者の営業の犠牲になり、驚くべき変わり様
となっている。
※「さらんネット」運営委員会次回(第109回)の開催日程
6月30日(土)15:00~17:30 場所:富士ビル(西院)7F会議室
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定例会議事録(第107回) (文中 順不同、敬称略)
日時:平成30年3月24日(土) 15:00~17:30
場所:富士ビル7F 会議室
出席者:理事+運営委員+オブザーバー2名+ゲスト2名 合計14名
オブザーバー:清水宏一氏 ゲスト:和田誠一氏、荒瀬拓郎氏
[議事]
1)文化講演会開催の件
2月17日に開催した「鎌倉との比較」から見た"中世の嵯峨"(講師:山田邦和 同志社
女子大教授)の参加者は合計110名。多くの参加者から好評を頂いた。
2)新規企画/冊子の交付金の件
京都府及び右京区役所の両交付金に関して事業報告書を提出し受理された。
3)新冊子『京都 嵯峨野誕生物語』販売の件
・象の森書房に製本販売全般を担当して貰った。1冊からの注文も可能。
・販売申し込み用紙にて購入者が出版会社シンラへ直接発注する形を原則とする。
・過去に出版したガイドブック4冊も電子書籍化は完了。アクセス可能となった。
4)新年度機関誌Vol.13について協議し大まかな構成が固まった。
※詳細は未定
5)次回ぶらり探訪企画の予定 平成30年11月23日(祝) 旧嵯峨街道から山田道
6)次回文化講演会の予定 平成31年2月
講師は「ぶらタモリ」に出演実績のある京都市職員の方にお願いする。
7)桂川の可動式ベンチ(2月2日付日経新聞報道)について
宮本副理事長からコメント。国交省が地元に提案。嵐山の洪水・治水対策は斯様な部
分対応ではなく亀岡、保津峡、嵐山、三川合流地域を総合した指針が必要と指摘。
8)ゲストのNPOひともり研究所・荒瀬拓郎氏から小倉山の保存について活動報告。
9)事務局より会員登録の推移を報告。一層の拡充を各運営委員へ要請した
※「さらんネット」運営委員会 次回(第108回)の開催日程
5月6日(日) 15:00~17:30 場所:富士ビル(西院)7F会議室
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定例会議事録(第106回)(文中 順不同、敬称略)
平成30年1月28日(日)15:00~17:30 場所:富士ビル会議室
出席者:理事+運営委員+オブザーバー2名 合計12名
オブザーバー:清水宏一、関村光代氏
第1部[議事]
1)文化講演会(2月17日 「鎌倉との比較」から見た"中世の嵯峨" 講師:山田邦和
同志社女子大教授)開催の件
・参加申し込み1月28日現在で92名+スタッフ11名 合計103名。
・当日の会場設営および運営の役割分担を取り決めた。
2)新規企画・冊子制作の件
・交付金を含め広告や賛助金等により予定の資金確保はできた旨報告があった。
・交付金対象と販売対象を同時印刷する事で大幅なコスト軽減を実現した。
・冊子のネーミングは「京都・嵯峨野誕生物語」とする。
・予定通り3月1日完成を目指すとの報告があった。
3)空き家活用プロジェクト
・お預かり中の物件は民泊新法により民泊ゲストハウスとしての利用が難しいと判明。
一軒借り上げ方式に切り替えて相手先を模索中との報告があった。
・カリキュラム(体験コース)完成をうけ、松山委員主催の俳句の会で「和菓子制作体
験」コースを実施する企画が報告された。当NPOの事業とする。観光客等を対象。
4)電子書籍化の件
・さらんネット発行の書籍の電子化とPOD(プリントオンデマンド)の企画について
松山委員(象の森書房社長)から、提案と報告があった、
・過去に発刊した4冊の書籍を対象に電子化し購読希望者に応える。現在在庫希少の
中、1冊からでも対応可能に。「歩きま専科シリーズ」から順次取り組む。
5)各種催物等について事務局から報告
イ)京都市NPOおうえんポータルサイト「明治150年・京都の奇跡」プロジェクト
・「京都・嵯峨野誕生物語」の発刊を通じて明治期の嵯峨野の痕跡を紹介する。
ロ)29年度右京まちづくり支援制度活動報告会
・3月1日 18:30~右京区役所にて行われる
ハ)「きょうと地域力アップおうえんフェアー」にブース出展
・3月4日 13:00~17:00 ゼスト御池にて
・当日『京都 嵯峨野誕生物語』の展示即売を行う。
ニ)29年度京都府地域力再生プロジェクト支援事業交付金活動団体の「活動発表と交
流会」
・2月26日 13:30~16:45 京都府職員福利厚生センターにて
ホ)右京区役所のPromotionによる「右京ファンクラブねっと」が立ち上がり、当N
PO法人さらんネットの情報が掲載される。
ヘ)西京区役所のPromotionによる「まちづくり活動団体情報バンク=にしきょう・
ねっと=HP」に掲載されている当NPO情報の更新を行う
6)京都市役所市民活動支援(NPOの窓口)主催のシンポジウム
・NPO活動の体験談「ソーシアルビジネス」と「地域との連携」パネルデイスカッショ
ンが行われた。
・中村委員が参加し、その報告があった。
第2部[懇談]
・清水宏一氏から近況の活動の様子をお話し頂いた。
氏は、京都市職員として観光政策監を最後に退職され、大学教授やホテル経営、亀
岡市の助言役、観光寺院以外の財力の乏しい施設が保有する文化財の修復など、一貫
して観光活性化に取り組んで来られた。その様子を伺った。
・一等建築士・関村光代氏を交えて嵯峨嵐山の観光政策について幅広く懇談を行った。
非常に有意義な懇談会となった。
※「さらんネット」運営委員会次回(第107回)の開催日程
3月24日(土) 15:00~17:30 場所:富士ビル(西院)7F会議室
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定例会議事録(第105回)(文中 順不同、敬称略)
時:平成29年12月17日(日)16:00~17:30
場所:嵐山なかがわ
出席者:理事+運営委員+ゲスト2名 合計7名
講師:藤田裕之氏、ゲスト:安田州作氏
第1部[議事]
1) 文化講演会開催の件
2月17日開催予定の「鎌倉との比較から見た“中世の嵯峨”」 (講師:山田邦和 同志社
女子大教授)について
・運営委員全員で動員に取り組む
・事務局の対応としては、①1月15日付右京しみん新聞に記事掲載、②1月下旬の京
都新聞に記事掲載を依頼中、③DMを発送(新刊書『嵯峨野誕生物語』の予約申込
書同封)④京都府地域力再生のメーリングリスト宛メール発信で開催案内等。
2) 空き家プロジェクト
・民泊新法が制定され、各都道府県ごとに来年5月実施に向け細則が定められ、京都
市も対応方針が固まった。
・現在当NPOで預かっている物件の対処方針を策定する。
・後日、オーナー様にご出席頂き、赤崎顧問に解説をお願いする。
3) 新規企画/冊子の制作の件
・交付金を含め広告や賛助金の集計に関して事務局から報告があった。
・広告14社+賛助金32名と交付金決定額の合計162万円。必要経費は約170万円。
・1000部を公的機関への配布とし、更に1000部を目標に販売する。
・販売価格は1500円+消費税(送料無料)とする。
・販売を通じての制作コスト捻出も重要。当運営委員会としても拡販に努める。
・販売先のひとつである京都市教育委員会とは近日中に協議予定。
4) ホイアン(ベトナム)訪問の企画
嵯峨の富豪・角倉了以が朱印船時代に交易したベトナムのホイアンに日本橋と言う
名所がある。日本の貿易商が建立したと伝えられている。来年6月に同地を訪問する
企画が事務局から提示された。
第2部[講演]
藤田裕之様/ レジリエント・シティ京都市統括(前京都市副市長)の講演
・歴史都市京都の持続的な維持発展のために米国ロックフェラー財団が運営するこの
組織Resilience が目指す活動趣旨と活動状況に関して講演して頂いた。
・非常にユニークで遠大なテーマである事を認識した。
・同氏よりフォーラムの案内。当運営委員会でも積極的に参加する。
※フォーラムの開催日程: 平成30年1月20日
※会議終了後忘年懇親会を開催した。
※「さらんネット」運営委員会次回(第106回)の開催日程
1月28日(日) 15:00~17:30場所:富士ビル(西院)7F会議室
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定例会議事録(第104回)(文中 順不同、敬称略)
時:平成29年11月12日(日)15:00~17:30
場所:リーガロイヤルホテル会議室
出席者:理事、運営委員、オブザーバー、ゲスト1名 合計7名
(オブザーバー:赤崎 盛久氏、ゲスト:小池豊氏)
講師:藤原真名美様、関村光代様
第1部[議事]
1)新規企画/冊子の制作の件
・交付金申請などの現状に就いて事務局から説明があった。
・京都府は10月25日付けにて申請額全額での交付決定通知があった(56万円)。
・右京区は11月1日付けにて20万円の申請額に対し9万円の交付決定通知があった。
・上記2件の交付金決定を受け、当プロジェクトの全体像(採算)の開示があった。
・両交付金と広告、協賛金など費用には目途。予定通り来年2月末発刊を目指す。
2)空き家プロジェクトのカリキュラムに関する件
・懸案のカリキュラム整理とチラシ作成に関し松山委員から説明。近く完成する。
・オブザーバーの赤崎氏より「民泊法」について説明があった。
*先の国会で法案が可決した。
*京都市の民泊新法が来春可決すれば平成30年6月に施行される。
*お預かりしている物件でどう展開できるか改めて開示して頂く事になった。
3)ネット配信の充実を図る件
松山委員よりFacebookの状況報告があった。運営委員の積極的な対応を求めた。
4)「西京区民ふれあいまつり」は11月18日、京都西文化会館ウェスティで開催予定。
5)11月23日のぶらり探訪の参加申し込みはスタッフを入れて46名との報告あり。
第2部[講演]
講師:藤原真名美様(横内敏人建築設計事務所勤務)
関村光代様(昭和設計勤務)
・お二人の講師は共に京大建築学部大学院在学時に嵯峨・嵐山の観光資源の研究や観 光客、地域住人の詳細な意識調査を重ね、その成果を論文で発表されている。
・観光客の関心の対象を「景観/食/匂い/音/……」等のユニークなカテゴリーに 分類し、既存の観点にはない調査結果を発表して頂いた。
・出席委員との意見交換も活発に行い大変有意義であった。
・お二人には当NPOのアドバイザーにご就任頂くことになった。
※「さらんネット」運営委員会次回(第105回)定例会および忘年会の開催日程
12月17日(日)16:00~19:00 場所:嵐山
ゲスト:前京都市副市長 藤田裕之様
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定例会議事録(第103回) (文中 順不同、敬称略)
時:平成29年9月2日(土)15:00~17:30
場所:退蔵院 会議室
出席者:理事+運営委員+顧問 12+ゲスト1名合計13名
※ゲスト:橋本勝喜様
第1部[議事]
1)機関誌「さ・らん」Vol.12に関して
9月21日(木) に完成。同日発送の作業を行う予定。
2)新規企画/冊子の制作の件
交付金申請の現状に就いて事務局から説明があった。右京区の交付金は7月3日付 けにて不交付の通知が下された。これを受け同第2期応募の準備に入った。同役所担 当者とも協議し不交付となった背景などを考察し、再度申請する運び。
当プロジェクトが右京区の地元住民に役立つ内容で、当冊子をテキストにしたミニ 講演会を数多く開催する事などが趣旨である。
京都府への交付金申請の諾否は9月末~10月初めに回答がある。
※尚、仮に交付が否決された場合でも、予定通り発刊を目指す。その場合の資金 調達に就いて説明が有った。
続いて発刊の責任者である河合委員から進捗状況の説明があった。9月末にはペー ジ数が固まり全体像が決まる。予定通り来年2月末の発刊をめざす。
3)空き家プロジェクトのカリキュラムに関する件
岡田委員から追加プログラムの説明があった。これを参考に費用を記したものを再 提出願い、松山委員に委嘱し最終版のカリキュラムを作成する。本来は空き家プジェ クトの一環として必要なカリキュラムだが、場合によってはカリキュラムのみ民泊業 者や市内ホテル旅館に提供し宿泊者用として活用してもらうケースもある。
4)「続・歩きま専科」に関する件
最近でも根強い購入希望があるが、手元の在庫はゼロ状態であり、どの様に対応す るかを協議した。最小単位200~300冊を追加で印刷した場合のコストを河合委 員から提示してもらい改めて協議する。
5)ネット配信の充実を図る件
前回定例会議からの案件。松山委員に要請してfacebookは立ち上がった。今後の対 応は、広瀬委員が担当しているHPとのリンクについて両人の協議の上充実を図る。
6)「西京区民ふれあいまつり」への対応について
今年は11月18日、京都西文化会館ウェスティで開催される。中村委員が責任者 となって出店の準備を進める。
7) 他の団体との交流に就いて事務局から報告があった。
2017年8月4日の日経新聞朝刊文化欄に掲載された「地域歴史民俗考古研所」 とコンタクト、弊NPOの初版「嵯峨野文学碑」を寄贈したところ代表の辻尾榮一氏か ら丁重な御礼のメールを頂いた。今後良好な関係を築いて行きたい。
第2部[講演]
京都市 都市計画局 広告景観づくり推進室 広告物適正化課長 橋本 勝喜 様を講師に お迎えし講演をして頂いた。
京都市が進める「野外広告物適正化」の取り組みについての内容であった。実績と 共に隠れた苦労話など非常に興味深い内容であった。
※「さらんネット」運営委員会次回(第104回)定例会の開催日程
10月21日(土) 15:00~17:30 場所:桂西口会館
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定例会議事録(第102回)(文中 順不同、敬称略)
日時:平成29年7月1日(土)15:00~17:30
場所:富士ビル6F 会議室
出席者:理事+運営委員+顧問 12+ゲスト4名 合計16名
赤崎盛久(顧問)、(ゲスト)大藪巧、安宅光雄、浜崎英子 他1名
第1部[議事]
1)「空き家の観光資源化Project」について、事務局から近況報告があった。
嵯峨鳥居本の物件に関する耐震性について結果が出た。宿泊施設として認可を得るに は一定の改修工事が必要になるが、費用も含め持ち主は前向きに検討中。
2)「カリキュラム」整備の件
京都留楽カリキュラムは最終的に25アイテムとなり近くリーフレットとして完成 させ関係先へのワークを開始する。
3) 「新規企画:冊子の制作の件」
・当企画「嵯峨野誕生物語り」の内容について担当の加納委員から解説があった。
・交付金申請に就いて自己調達分を含め事務局から説明が有った。
各行政への申請は受理され京都府は9月下旬、右京区は7月初旬に合否の通知が ある。
4) 機関紙「さ・らん」Vol.12に関して
出稿者は残り1件のみ。予定通り9月末発刊、発送する事を確認した。
5)「ぶらり探訪シリーズ2017年」について
「晩秋の嵯峨野 広沢の池周辺の古墳を訪ねて」を2017年11月23日(祝日) に開催する件、案内リーフレットを近日中に印刷する。募集目標は50~60名。
6)文化講演会の開催は講師に山田邦和様(同志社女子大学教授)に確定。
日程は平成30年2月17日(土)、場所は検討中。募集目標150名前後。
7)その他(理事長提案)
法人自己紹介や催し案内、販促、作品紹介、双方向交信などの機能を付加する為、 現在のHPとは別にウェブサイトの構築を検討したい。
第2部[講演]
1)講師:大藪巧(株式会社永巧舎 代表)
自己所有の空き家を宿泊施設として運用している実例を紹介して貰った。
2)浜崎英子(NPOフラワー・サイコロジー代表)
花や生け花を介して認知症ケアを行ったり、引きこもり・うつ病への効用について話を 伺った。
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定例会議事録(第101回)(文中 順不同、敬称略)
日時:平成29年5月6日(土)15:00~17:00
場所:退蔵院 会議室
出席者:理事+運営委員 8+ゲスト2名合計10名
(ゲスト)赤崎盛久、小池豊氏
第1部[議事]
1)「空き家の観光資源化Project」について事務局から報告があった。
嵯峨鳥居本の住宅所有者から空き家の活用にいて助言・協力をして欲しいと申し入 れがあった。
今後の展開次第で全面的に任せたいとの依頼であり、我々にとって第1号の案件と して取り組んで行く事になった。取りあえずリーガロイヤルHTに迎賓館として活用で きないか持ち掛けた。
同時にこの分野の専門家である赤崎盛久しに助言を求めた。その意向で近く耐震性 の診断を実施する運びである。ロケーションも含め非常に興味のある物件なので活用 方法に関連して運営委員の積極的な提案を期待する。
2)「カリキュラム」の整備の件
現在未完成なので、10~12件程度に拡大整備して完成させたい。
3) 「新規企画:冊子の制作の件」
冊子の正式な名称が次の様に確定した。
「嵯峨野(嵯峨/嵐山/太秦/双ヶ岡)誕生物語」
=京都ウェストサイド・ヒストリーなび=
近日中に京都府に対し交付金申請書を提出する予定であるが趣旨は下記の通り。
長期滞在型の観光など更なる観光の活性化に寄与。ヒストリーなびとしてのウォー キングの手引書と同時に、小中学生の副読本としても役立つ内容を目指す。今回発刊 の冊子に加え既に発刊済の4冊の冊子も参考に内容の深化を図る。
観光客・小中学校生徒などを中心に多数の人が対象者となる。
また以下の地域諸団体とのCo-workで制作を進める。
嵯峨狂言保存会/京都愛宕山研究会/京都山岳連盟/嵯峨美大/吉田光吉顕彰会/大悲閣 千光寺/清凉寺/天龍寺/嵯峨野観光鉄道。
4) 機関紙「さ・らん」Vol.12に関して
御願いしている出稿者に日程の確認をする事とした。
5)「ぶらり探訪シリーズ2017年」について
前回の定例会議で確定した「広沢の池周辺の古墳を訪ねて」を2017年11月23日 (祝日)に開催する。
新冊子の制作事業の一環との位置付けで開催する。
6)文化講演会の開催についても新冊子の制作事業の一環との位置付けで開催する。
内容(人選)については加納運営委員が調整、次回の定例会までに確定する。日程は2018年2月上旬。
第2部[講演]
赤崎盛久氏をお招きして、京都東山白川周辺の空き家/京町屋の活用に関して数々の 実績をご紹介頂いた。
《同氏のタイトル》あきや活用まちづくりセンター 代表/白川まちづくり協議会 事務局長。空き家対策会議を開催するなど法律家も交えた住民相手の相談会も開催 し認知度が高まった。過去4年間に20軒のシェアハウス・民泊ゲストハウス・カ フェなどを手がけた実績を誇る。
尚、同氏には当NPOのアドバイザーにご就任頂き今後色々とご指導をお願いする 事になった。
※「さらんネット」運営委員会次回(第102回)定例会の開催日程
7月1日(土) 15:00~17:30 場所:富士ビル6F(大会議室)
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定例会議事録(第100回)(文中 順不同、敬称略)
日時:平成29年3月20日(月)15:00~17:00
場所:富士ビル6F会議室
出席者:理事+運営委員 11名
ゲスト:清水宏一氏、小井香欧里氏、赤崎盛久氏他 7名
※今回の定例会は第100回記念として各方面からゲストをお迎えし、オープンな形で会議を開催した。
第1部[議事]
1)文化講演会」について
2月11日、井上章一先生の講演会は予定通り開催、156名の参加であった。申 し込みは202名であったので46名がドタキャンと言う事になる。
2)「京都市地域力アップおうえんフェア」ブース出店総括
予定通り出店して空き家プロジェクトのリーフレットを約150枚配布した。
3)機関紙「さ・らん」Vol.12に関して
原稿は順調に集まっている旨担当委員から報告があった。
4)「来期の新規プロジェクト」について
京都ウエストサイド・シリーズVol.3“嵯峨野誕生ものがたり”を出版する。京都府 並びに京都市右京区の交付金を申請する。
運営委員全員参加を原則とし、夫々役割分担を取り決めた。地域の諸団体とのCo- workが交付金の条件となるので、この面での充実を図る。
5)「空き家の 観光資源化」について
10種類の体験カリキュラムに目途が付いた。これらをリーフレットとセットで配布 するために一覧表にまとめる。
6) 新年度年次計画
①ぶらり探訪の内容を確定。日取りは2017年11月23日(祝日)。テーマは「広沢の 池周辺の古墳を訪ねて」
②講演会につては次回以降の課題とした。
7)その他
①「キエフ地球フォーラム」での講演、5月21日(日)13:00理事長が講演す る事が決まった。さらんネット誕生の経緯・過去の実績・現在取り組んでいる空き家 プロジェクト・今後のプロジェクト/嵯峨の誕生物語をパワーポイントを使って講演 する。当日は理事長に併せて、赤崎盛久氏に支援を御願いし空き家の活用実績をご披 露頂く事になった。
②3月26日長岡京市の空き家対策シンポジウムに参加を希望する委員は各自申し込み を行う事とした。
第2部[講演]
①小井香欧里氏(社会福祉法人 京都市右京区福祉協議会 京北出張所 所長代理)
管理栄養士の資格に鑑み食育の面から京北での野菜栽培を手掛ける事になった。空 き家民家を借り上げフォーラムの開催などを展開している。京都市内の学生諸君がジョイン するなどだんだん盛況になって来た。
交通不便ではあるが是非とも京北を訪ねて自然を満喫して欲しい。さらんネットと しては今後共何かと関係の維持に努めたいと思う。
②清水宏一氏(株式会社時有人&TimeAge社長)
(弊NPOアドバイザー、元京都市観光政策監、元亀岡市商工会議所専務理事)
京都市職員勤務時代から一貫して観光に対する総合的な所見の開示があった。過去 の経験や信念に基づき新しいく立ち上げたビジネスモデルのプレゼンをされた。
Wi-Fi機能を応用した新しい観光のビジネスモデルであって、会社の収益確保 が目的ではあるが、京都の寺院などが直面している観光遺産を維持するための資金 創りに貢献したいと言う内容であった。
[その他]
「西京たんぼうクラブ」代表・伊藤省三氏から同クラブの活動の紹介が有った。弊 NPOと活動内容が似通っている事もあり今後相互に関係を構築したい。
※「さらんネット」運営委員会次回(第101回)定例会の開催日程
5月7日(日)15:00~17:30 場所:退蔵院
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定例会議事録(第99回)(文中 順不同、敬称略)
時:平成29年1月22日(日)15:00~17:00
場所:退蔵院 会議室
(ゲスト)浅田哲弘 ㈱コンサルティングオフィスASADA 社長
会議の冒頭、心臓疾患で緊急入院されていた殿西委員が退院、久し振りに復帰の挨拶があった。大島仁、岡田智子ご両氏も久し振りの出席であった。
尚、広瀬健一委員は家族の療養のため当分欠席する旨ご本人から連絡が有った旨事務局から報告があった。ただし、自宅で執務可能なWebの更新・掲載などの業務は従来通り。
[議事]
1)「文化講演会」について
来月2月11日に開催する、井上章一先生の講演会の申し込み者が現在のところ185名で運営委員10名を加えると195名で有る事報告が有った。
当日は会場の設営など開演前に多くの作業があるので各運営委員の役割分担を定めた。運営委員10名は当日13:00に会場に集合する事を決めた。
24日には井上章一講師と理事長が面談、種々最終の確認をする。
2)機関紙「さ・らん」Vol.12に関して
全てのページの内容は前回までの会議で決定しているが、内容の再確認を行った。
・(5P) 当NPOのプロジェクト「空き家の観光資源化」については大前が出稿を担当す る事とした。
・(7P) 読者からの声は一件のみなので、更に2人程度に要請をする。運営委員は積極 的に人材を探す事になった。
3)「来期の新規プロジェクト」について
新しく第5弾の冊子作製を企画する件について河合委員から提案(別添資料)があり大筋了承された。
加納委員が既に作成した原稿を基にまとめて行く。京都誕生・嵯峨の歴史、弥生時代から近世 明治時代までの歴史解説書を京都ウェストサイド物語シリーズとして冊子の発刊を行う。
小・中学校の副読本としても活用できる内容にする。また、前回までの様に2000部打ち切りではなく、末永く書店やインターネットでも購入できる方向で詰めて行く。次回以降、担当スタッフの確定や内容の検討を行う。
4)「空き家の観光資源化」について
・松山委員による本プロジェクトのPR用(プレゼン用)のチラシが完成、既に京都市・ 京都府・右京区など関係先に配布し概略の説明を行った。嵯峨・嵐山地域で一部ポ スティングを行う(春田・和田委員担当)。
・約1年間をかけて練ってきた本件は一応の完成を見たわけで、空き家の持ち主から 要請があれば即対応できる。フォーメーションは出来上がった。ともかく実例を作 る事が当面の最大の課題である。
・京都市空き家対策室の矢田部課長と面談の際、以下2点の話があった。
①京都市では空き家相談員を設ける計画あり。この企画にさらんネットを任命して もらう様に働きかける。
②この件の重要な問題の一つは地域住民とのコンセンサスを忘れてはいけない事で ある。
5)「空き家のプロジェクト」に関連し、資金調達の面で浅田哲弘 講師をお招きした。
最近は古民家・空き家の活用方法に関連した資金提供・金融商品が誕生している。
資料(添付)を基に有意義な話を伺った。
6) その他
講演やイベントの参加要請があり対応する事が事務局より報告された。
①京都府地域力再生交付金活用団体 活動発表と交通会 2月6日
②「きょうと地域力アップおうえんフェア」3月12日 京都市市民局地域自治推 進・市民活動支援 主催
③「キエフ地球フォーラム」での講演(1.5h) 4月または5月
※「さらんネット」運営委員会次回(第99回)定例会の開催日程
3月20日(祝日) 15:00~17:30 場所:富士ビル6F会議室
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定例会議事録(第98回)
日時:平成28年12月4日(日)16:00~17:00 場所:嵐山なか川
[議事]
会議の冒頭、心臓疾患で緊急入院された殿西委員の近況が中村委員から報告があり 順調に快復に向かっている旨報告が有った。又、入院加療中の和田委員も久し振りの出 席であった。
1)「ぶらり探訪」の報告
11月23約30名の参加者で盛会に開催できた。当日は出発に当たって地元長岡京市の中小路市長にお越し頂きご挨拶を頂いた。中村委員から写真の配布があった。
2)機関紙「さ・らん」Vol.12に関して
全ページの内容を決定する事が出来、各担当が出稿者にお願いをする事になった。
(1P) 上段写真:中村委員 下段文章:長岡京市 中小路健吾市長
(2P) お土居の今昔:加納理事
(3P) 嵯峨狂言堂の建て替:保存会会長
(4P) 特別天然記念物オオサンショウウオの生育:川上聰 会員
(5P) 当NPOのプロジェクト「空き家の観光資源化」:松山委員
(6P) 大山崎町 銅鐸復元鋳造工房 小泉武寛さん
(7P) 読者からの声 ①一休さんと竹の寺・地蔵院 ②その他
3)「空き家の 観光資源化」について
・松山委員から本プロジェクトのPR用(プレゼン用)のカラフルなチラシ案内シートの 提示が有った。
・当NPOとして斡旋・紹介できる項目(座禅・生け花・造園・・・)細部に就いて協議し全容 が略まとまった。
・最近では空き家(古民家)の活用に関連して投資顧問会社が投資対象のアイテムとして注 目している。
又、次回の定例会にはファイナンス(資金提供)の観点からファンド業界の講師を招 聘する事になった。
4)「文化講演会」について
・来春2月11日に開催する、井上章一先生の講演会の申し込み者が現在のところ約 35名で極めて低調である。
・運営委員各自に最低10名の動員をお願いする事になった。
・年明けには向日市の市民新聞に記事掲載が確定している。京都新聞には年明け効果 的なタイミングで記事掲載をお願いしている。長岡京市は関係の諸団体に配架の認 可を取り付けて頂いた。
・その他、京都府・右京区・西京会区など行政への配架をお願いする。チラシを更に 500枚増刷する。
・会場の収容数は300名であるが最低でも150名動員を目標とする。
5)「来期の新規プロジェクト」について
新しく第5弾の冊子作製を企画する。京都誕生の創始者?「秦氏」をテーマにして 小中学生を対象にした冊子の制作を企画する。文章は控えてイラストや写真を多用し、 地元大学とのco-workを図る。次回以降のテーマにして各運営委員の意見を集約する事と した。
6) その他
加納理事が事務局長を務める「嵯峨大念仏狂言保存会」がこの度狂言堂を立て替え る事になった。総事業費7000千万円の半分は京都へ移管が決まった文化庁の補助金 が確定しているが、残りは一般からの募金(寄付金)で賄われる。当NPOとしても協力を する事になり運営委員有志に3000円の寄付をお願いし、残額をNPO一般会計から補 填して総額10万円を寄付する事になった。
※会議終了後望年懇親会を開催し盛会であった。
「さらんネット」運営委員会次回(第99回)定例会の開催日程
・1月22日(日) 15:00~17:30 場所:退蔵院
定例会議事録(第97回)
日時:平成28年10月30日(日)15:00~17:00
場所:西院・富士ビル小会議室
第1部[議事]
1)機関紙「さらん」に関して
・最新号の配布完了を受け、読者の反応や評判等を集約した。一部からは非常に好評である が、実態把握は難題。
・次号の企画案の討議を開始した。西京、右京地域の特産品や評判のスポット等を紹介する 企画等が提案され、次回以降では更にユニークな内容の機関誌発刊を目指し意見集約を 行う。
2)「空き家の観光資源化」について
・さらんネットとしての立ち位置を改めて確認した。大枠としては、対象物件(空き家)の物理的な改築や管理・運営などは、企業その他のノウハウ、免許資格を有する民間の運営体に委託する。漸く立ち位置の骨格が固まった。
・さらんネットの役割としては、以下のソフト面に絞る。具体的には、①活動地域で候補となる空き家をさがし、運営体に紹介・提供すること、②観光客が長期滞在中に体験可能な趣味や文化体験等の具体的メニューを立案・企画し、斡旋すること。
・空き家の観光資源化に関連し、空き家の実態や観光客のニーズに関するアンケート調査の考え方と方法について、同志社女子大学現代社会学部・特任教授の河野健男氏をお招きし、御意見を伺った。
3)次年度(平成29年度)の文化講演会企画について
・現在着手しつつある「空き家の観光資源化」のイメージを豊富化していくためにも、“観光”をテーマにしたパネルディスカッションを行ってはどうかとの意見が理事長から提案された。
4)「右京区町づくり区民会議」の参加報告
9月30日(土)に右京区役所のサンサ右京(5F)大会議室にて開催された同会議に当NPOがブース出店し、当NPOによる「空き家の観光資源化」のプレゼンが参加者の注目を集めたことが理事長より報告された。
5)11月23日の今年度探訪企画「長岡京市乙訓古墳群を行く」の参加予定状況を集約し 50人を目途に動員する。
6)当NPO理事の加納敬二氏が事務局長を務める嵯峨大念仏狂言保存会による「嵯峨大念仏大狂言」(清涼寺)の「大念仏狂言展」が京都産業大学ギャラリーにて開催中であることが同氏より紹介された。
7)「さらんネット」運営委員会次回(第98回)定例会の開催日程
・12月4日(日) 場所:嵐山割烹 なか川 16:00~
会議終了後、17:00忘年会
第2部 [ゲストの「株式会社エッセンス」を迎え、プレゼンと意見交換]
「スペース活用コンサルティング」事業を展開しているエッセンス株式会社のスタッフをゲストとして迎え、同社が手がける空き家の観光資源化の実例についてのプレゼンを受け、意見交換を行った。
・空き家の観光資源化に関するさらんネットの立ち位置(物件紹介や体験メニューの紹介等=上記)で事業化に参画することは可能である。物件の取得や借り入れ、改築、オーナーとの契約、法的環境との調整、地域住民の参画を含む調整、集客、滞在管理とクレーム処理等あらゆるケースで実績が生まれつつある。
・空き家問題や過疎化などの社会問題の具体的対処の道筋として有望であることが 実感できつつある。
・長期滞在型観光のニーズはある。既に一週間~1カ月の滞在客が現実のものとなっ て来た。
・長期滞在観光のニーズとして、さらんネットの提案するような地元の人や文化に触れ る体験型観光のメニューは非常に関心があり同社の方向性としても注目したい。
以上は弊NPOが企画中の「空き家の資源化」プロジェクトに取って非常に有意義な話であり、今後交流を深める事になった。
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定例会議事録(第96回)
日時:平成28年9月11日(日)15:00~17:00
場所:西院・富士ビル小会議室
[議事]
1)運営委員のメンバー補充について
当NPOの運営委員に新たに岡田智子氏が加わることが全会一致で確認された。
2)「西京区民ふれあいまつり」について
当NPOとして出店することについて殿西委員から報告と要請があり了承された。さ らんネットの紹介とガイドブック『歩きま専科』を販売する。
日時は11月19日(土)10:00~。場所は洛西エミナース・ラクセーヌ周辺。
3)次号機関紙『さ・らん』のゲラ刷りが回覧され、各配布先への部数を確定した。会 員、出稿者、行政その他を含め合計約1,300枚程度の配布になる予定。
4)「右京区町づくり区民会議」について
9月30日(土)18:30~20:30に右京区役所のサンサ右京(5F)大会議室にて開催 される。主催者から当NPOにブース出店の要請があったことが大前理事長より報告 され、了承された。当NPOが取り組みの検討を進めている「空き家の観光資源化」 について報告する予定で、他団体との連携等も含めて模索する。
5)今年度のぶらり探訪企画「長岡京市乙訓古墳群を行く」(11月23日)の案内チラ シが出来たことが大前理事長から紹介された。次号機関紙の発送にあわせ会員その他 に配布する予定。
6)次期文化講演会について大前理事長から報告があった。講師は著書『京都ぎらい』 などで著名な井上章一氏(国際日本文化研究センター教授/副所長)に正式決定。日 時は平成29年2月11日(土・建国記念日)14:30から。会場は「ひと・まち交流館
京都」(河原町五条下ル)。講演題目は「"嵯峨そだち"から見た嵯峨の観光」。案内 チラシも出来、配布された。
7)「空き家の観光資源化」への取り組みについて
・この問題に関して大前理事長と松山委員が専門家2氏の参考意見を聴取してきた結 果の報告があった。前提として空き家活用の管理体制や責任体制は衛生や災害、マ ナーや暴力をはじめ複雑多岐にわたる問題であること。その上で具体的活用案とし ては①ホテルの別棟として活用する、②寄宿舎的な活用、③農家民宿(農業実習を 含む)が比較的現実性がある(とりわけ①案)等のことが報告された。
・また前回決定した観光客の実態・認識・願望などについてのアンケート調査に関し ては、需要側のみならず供給側、とりわけ空き家所有者へのヒアリングが必須と思 われる事、などが専門家の意見として報告された。
・当NPOの役割としては、①実際の空き家を探すこと、②上記のケースでホテル側 等に滞在者を紹介すること、③(滞在者に対して)様々な体験メニューを紹介・提 供すること、等が提案され議論となった。
8)FM京都(京都89.4KHZ)が京都観光をテーマにした番組を作成中で、当NPOの 存在を知って出演要請を行ってきたことが大前理事長から報告された。要請は受ける ことに決定。理事長がインタビューに応じ、当NPO結成のいきさつから今日までの 活動内容を紹介する。
・出演予定は10月1日 15:00~15:15 FM京都 79.7MHz
9)当NPO理事の加納敬二氏が事務局長を務める嵯峨大念仏狂言保存会による「嵯峨 大念仏大狂言」(清涼寺にて10月1日13:30から。お茶会=0:30から)の上演予 定が同氏より紹介された。(ウェブサイトに掲載済み)
・同じく加納氏が役員を務める京都市考古資料館の特別展示『世界遺産を掘る!』が 7月9日から京都市考古資料館で開催中(11月27日迄)であることが紹介され た。(同ウェブサイトに掲載済み)
10)「さらんネット」運営委員会次回(第97回)定例会の開催日程
・10月30日(日) 西院・富士ビル5F会議室 15:00開始
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定例会議事録(第95回)
日時:平成28年7月17日(日)15:00~17:00
場所:西院・富士ビル小会議室
[議事]
1)当NPO理事の土岐憲三氏(立命館大学教授)が運営に参加されている「明日の京 都
文化遺産プラットフォーム」が推進する「歴史的建造物の復元事業」で、平安京の 表玄関だった「羅城門(らじょうもん)」の大型模型をJR京都駅前に移設する計画 が進行していることについて理事長より報告があった。将来的には実物復元という大 事業への期待もふくらむ。資金調達等方法の助言等、当NPOでできることがあれば 協力したい。
2)次期文化講演会(平成29年2月頃予定)の講師選定作業についての報告があった。 現在、有力講師の候補に問い合わせ中。その結果を見て決定する。
3)次号機関紙編集の進行状況が概ね予定通りであることについて河合委員から報告が あった。入会のお誘い欄を入れること、今回は配布数を増やすこと等が理事長から提 案され、了承された。原稿締め切りは7月末。
・当NPOのロゴ(名刺に印刷してある)を機関紙の題字脇に入れることが決まっ た。
4)リニューアルした趣意書の印刷が上がり、配布された。
2年ぶりの趣意書更新で、観光活性化のための具体策に「空き家の観光資源化」が追 加された。
5)「空き家の観光資源化」を提案していく件で、以下のようなテーマと内容が議論さ れた。
・空き家の持ち主から民家(戸建住宅)を借り上げ、滞在型観光客に提供するという コンセプトだが、当NPOとして具体的モデルを作成することが急務である。議論 したことは、経営=運営主体をどうするか? 基本スタイルは戸建て建築の空き家 で3パーティー3部屋位か? 滞在型では中高年観光客が多いと予想されるが同居 を嫌う傾向が強いのでは? アパートメント形式の貸しオフィスのような形態も一 案か。リビングを共有するシェアハウス型(大阪の湾岸地域に実例有り)という案 もある…等々。
・本企画の具体化には、実際に貸与可能な戸建て空き家を一軒探してみて家主の意向 を聞くことが早道か。
・長期滞在の主眼は文化交流体験なので、当NPOとしては体験メニューを紹介・提 供するつなぎ役に徹するという形態になるのではないか?
・旅行者の長期滞在は物理的に難しい面もあり、例えば退職組夫婦(または一人)が 半年~一年を目途に京都に実際に「住んでみる」という形態も一案か。気に入れば 空き家への実際の移住という選択肢もある。
・本件の目的達成の為の基礎的データの収集と観光客の実態・認識・願望などについ て調査を行うためのアンケート(前回までに決定)について、松山委員から趣旨や 具体的な聞き取り項目を記したアンケート用紙原案が提示され、了承された。アン ケート方法はおおよそ3通り、①観光現場で観光客に直接当たる方法、②用紙を多 数に配布した後に回収する方法、③5~6人位の対象者に指定した日時・場所に集 合してもらい、一時間ほどグループ・インタビューを行う方法(専門家の協力が必 要)、が提案された。③のグループ・板ビューがより深いデータ収集が可能であ る。平安女子大国際観光学部等に協力を求めることも検討する。対象者はまずは日 本人観光客とする。
・具体化にあたって旅館営業法の研究はいずれにしても早急に必要である。
6)春田委員から提案されていた自動車などの観光地進入規制の件(趣意書にも明記) について、ある程度のデータや見識を蓄積していると思われる平安女子大国際観光学 部にも相談してみることになった。
7)今年度の「ぶらり探訪」企画で、長岡市観光協会の後援が正式に決定したことが河 合委員から報告された。
8)ガイドブック『歩きま専科(続)』が京都新聞(6月15日付)で紹介されたこと で、新たに43冊注文があり代金も回収できたことが理事長より報告された。残りの在 庫部数は約40冊。
9)中村委員が写真班を担当することが決まった。嵯峨・嵐山の風景など随時ウェブサ イトにも掲載していく。
10)「さらんネット」運営委員会次回(第96回)定例会の開催日程
・9月11日(日) 西院・富士ビル5F会議室 15:00開始
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※参考資料「空き家観光資源化」のイメージ図(松山たかし委員作成)
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定例会議事録(第94回)
日時:平成28年6月19日(日)15:00~17:00
場所:西院・富士ビル小会議室
[議事]
1)当NPOの運営委員に新たに松山たかし氏(出版社経営)に加わって頂くことが全会一致で了承された。
2)京都府および京都市からの昨年度分補助金の入金が完了したことが報告された。今年度の主な企画・行事遂行を吟味しても当面の資金は確保できた旨、資金収支の現状について報告があった。
3)理事長より、当さらんネット刊のガイドブック『ウォーキングナビ』が京都新聞の記事で紹介されたことが報告された。これによる新たな購入希望者は約40人以上になった事も併せて報告があった。
4)当NPOの役員(理事)人事が6月1日付で更新され、殿西幸弘理事に変わって加納敬二氏(京都市埋蔵文化財研究所嘱託職員、嵯峨念仏狂言保存会事務局長)が就任することが報告され、全員一致で了承された。
5)趣意書のリニューアルに関して討論を行った。
現在の趣意書は2014年に更改したものであるが、現状に沿った内容にリニューアルする事になり、変更・追加の内容を吟味、活発な意見が交換され、原案を纏める事が出来た。1ケ月以内に完成する予定。
6)次号機関紙の企画について
・前回定例会までの討議内容に基づき、河合委員より「さらん11号」の原稿収集状況等が報告された。
①岩田山モンキーパーク園長から投稿の同意を得た。原稿は7月中旬、②和菓子老舗の中村軒(西京区桂)の女将さんから原稿が届き、重厚な写真集『京都市100年』の寄贈を受けた、③京都ウェストサイド物語(加納委員/連載)は予定通り執筆中、④松井三郎京大名誉教授(環境工学)による「美味しいアユの条件である保津川の清流を守る乳酸菌農法について」(予定)、⑤嵯峨観光鉄道総務課長・坂口勇一氏からの投稿は写真とあわせて頂いた、⑥生誕三百年を迎える与謝野蕪村について(春田委員・執筆中)、⑦会員読者からの投稿。現在3名の方に了解を頂いている、⑧当さらんネットの活動報告とお知らせ、などである。原稿の締め切りは7月末。
7) 「空き家の観光資源化」を提案する件
・本件の趣旨は、空き家の持ち主から民家(戸建住宅)を借り上げ、滞在型観光客に提供する事を提案する。
当面、本件の目的達成の為の基礎的データの収集と観光客の実態・認識・願望などについて実態調査を行う。その為に、観光客を対象にしたアンケート調査を実施する事を確認した。アンケート用紙の原案作成は松山委員にお願いし、次回定例会で協議する事になった。
「滞在型観光」について当NPOの提案の趣旨や一定の滞在型体験メニューを当NPOから提示しつつ、観光客が持つ嵯峨・嵐山のイメージや観光ニーズの把握に努める。
・滞在中に観光客に提案できる(当NPOのネットワークなどを通じて、お勧めできる)体験コースのメニューは概略以下の通りである。
友禅染/タケノコ掘り/樽・桶づくり/蒔絵(まきえ)など伝統工芸/茶道/生け花/座禅/造園/組紐など和装関連…等々。嵯峨・嵐山の自然を堪能するトレッキング企画なども候補。
・当さらんネットとしては、問題の困難さを認識しつつも、長期滞在型観光への利用がどのような形で可能となるか引き続き検討を勧めていくことが理事長より提案・確認された。
8)ウェブ委員会の運営方法について一定の取り決めがなされた。掲載予定記事の項目・内容について原則として各運営委員に事前にメールにて周知し、意見等を求めることとする。
9)今年度の「ぶらり探訪」企画について
・日程は11月23日(日)。長岡市観光協会および中小路市長が参加され、ご挨拶を頂く(再確認)。
10) 「さらんネット」運営委員会次回(第95回)定例会の開催日程
・7月17日(日) 西院・富士ビル5F会議室 15:00開始
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定例会議事録(第93回)
日時:平成28年5月8日(日)15:00~17:00
場所:西院・富士ビル小会議室
[議事]
1)京都市が推進している「総合的な空き家対策」に関する活動に関連し、市の担当部署である都市計画局・まち再生・創造推進室の空き家対策課長・矢田部衛氏及び同係長・田邊昌士氏をお招きし、お話を伺った。
・お話の中で、市内の空き家数が11万軒を越えていること、中でも「賃貸や売却など活用の予定や意向がない」空き家の割合が全国の政令指定都市と比較して京都がトップであること、空き家の割合と高齢化とは相関関係があること、京都の生活環境や景観、地域コミュニティの活性化を図る等の観点から空き家の保全と活用・流通を促進することが、市としての基本理念であること(空き家条例)などが報告された。
・具体的な取り組み状況としては、啓発リーフレット発行、相談会の開催、コンサルティング体制の整備、補助金制度やモデルプロジェクトの実施、移住促進イベント開催などが報告された。
・また現状での問題点としては、所有権者が複数存在し権利関係が複雑なケースも多く、所有権者の特定が簡単ではないこと、改修費用への補助金制度は金額が限られている(上限60万円/京町屋で90万円)が、地域活性化の観点から市民サイドの取り組みとの連携のあり方を模索していることなどが報告された。
・本さらんネットとしては、問題の困難さを認識しつつも、長期滞在型観光への利用がどのような形で可能となるか引き続き検討を勧めていくことが理事長より提案・確認された。
2)次号機関紙の企画について
・運営委員以外からの原稿を優先したいとの前回定例会での討議内容に基づき、河合委員より「さらん11号」の記事内容(予定)が提案された。
・企画案としては①岩田山モンキーパーク園長からの投稿および同パークの写真、②、③京都ウェストサイド物語(加納委員/連載)、④美味しいアユの条件である保津川の清流を守る乳酸菌農法について、⑤宮司、住職が伝える嵯峨・嵐山の神社・仏閣物語、⑥会員読者からの投稿(原稿募集の告知が必要)、⑦当さらんネットの活動報告とお知らせ、⑧生誕三百年を迎える与謝野蕪村について(春田委員)、などである。原稿の締め切りは7月末。
3)会員アンケートの結果報告が理事長から行われた。項目は、ⅰ)機関紙の内容への感想、ⅱ)当会への意見、感想、ⅲ)ぶらり探訪企画への意見や希望等、ⅳ)文化講演会への感想・意見、ⅴ)当会が公表している活動の「具体策」への意見、等であるが、観光活性化の具体策として「小さくとも記憶に残る記念館の設立を望みます」などの要望が寄せられた。
4)理事長より、当さらんネット刊のガイドブック『ウォーキングナビ』について洛西図書館、立命館図書館、中央図書館、右京中央図書館などから寄贈への感謝状が届いたことが報告された。また茨木市の書店より在庫の問い合わせがあったこともあわせて報告された。
5)京都新聞に掲載された当NPOの記事を読んだ読者の中から2人の方が入会を申し込まれ、入会金を受領したことが報告された。
6)今年度の「ぶらり探訪」企画について
・日程は11月23日(日)。長岡市観光協会の後援を頂 くことが内定している。
以上
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